そんなこんなで自宅兼診療所のある日の一コマである。この前、診療前の朝の早い時間に自宅のインターフォンが鳴った。通りすがりの人のようである。クリニックの入り口で高齢のご婦人がドアが開かないので困っているというのだ。もちろんまだ診療時間前である。その通行人の方はそれを見かけて親切にもうちの自宅のほうから連絡してくれたのである。慌ててクリニックのドアを開けると、おかかりの患者さんである。どうやら検査の日時を間違われて来院されたようだ。正しい日時をお知らせしてお帰りいただいた。またこんなこともあった。やはり朝早くのことであるが自宅のインターフォンが鳴って、これまた通行人らしき方からの親切な?お知らせなのである。パジャマを着た高齢のご婦人が近隣をフラフラされているのできっとうちの患者さんだろうからみてやってほしいとのこと。えぇ、なんかなぁ~?