きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

箱根駅伝を聞きながらドライブ

2010-01-02 | 車の練習
出かける前にkekeに「やっぱり止めようかなぁ、どうしようかなぁ」と言うと、「なんで?」と言うので、「これから箱根駅伝があるから、一緒に観ないかい?」と言うと、「観ない。」と断られる。

「それじゃ行くよ」と行って家を出た。

朝はまだすいていてよく走れた。

今日の初挑戦は「多摩沿線道路」。
図書館で借りたガイドブックに「景色がよくてお勧め」だと書いてあった。
川沿いだと自転車が走っているのでは?と心配したが、チャリはサイクリング用の道があるので、心配ない。
大きな交差点がないから、割りとスムーズに進める。なるほど。

難を言うと、後ろの車が私にピッタリついてくる。
40キロ道路を50~55キロでどうにか走ろうとしているのだが、離れずピッタリついてくる。
バックミラーを覗くと、左ひじを乗せて頬杖つきながら、片手運転である。
30代半ば。
嫌がらせ的ではなく、運転自慢でこのぐらいくっついても俺はぶつかりませんよ、的なタイプだ。

「もぉ~若葉マークが見えないのかなぁ~」と思いながら走る。
どんなにテクニックがあっても、若葉マークにくっついて走るのはヘタクソ運転さ、と影ながら思うことにする。

246からお台場。
お台場に行ってしまうのは、都内はどこで駐車して良いやらよく分からない。駐車場はあるのだろうが、大通り近辺にはなく、狭い道に入ると、そのあとどうなってしまうか分からなくて怖いのだ。トイレもままならないのである。

お台場まで行くと、あちこちに駐車場があるので、どうにかなる。
有明コロシアム辺りのコンビニだと駐車場もあるので、おにぎり一つでトイレに行ける。

今日はお台場から、テレコムセンターを抜けて、臨海トンネルから城南島に抜けてみた。
今まではトンネルが長くて怖くて行けなかったのだ。
よしよし、ついでに羽田空港も回って帰る事にした。


帰り道、去年はkekeと箱根駅伝を観ていたことを思い出した。
一緒に観ていたわけではないのだが、私はドライブもしてなかったし、寒くてコタツにあたっていて、kekeが駅伝をかけていたのである。
初めて観たけど、面白かった。

ラジオのスイッチを入れてみた。


父の事を思い出した。

私は、kekeみたいにそっけない娘だったのである。
何か言われても「ふん」とか「スン」とかしか言わなかった。

父はよく服を買ってきた。
でも、私が着たいような服ではなかった。
母が「子供の服はどうしてこんなにセンスがないんだろうね、他はそうでもないのに。」と言っていた。

着もしないのに、服ばかり買ってきたし、買いに行こうと言ってた。
それも適当に断っていた。

そうか。
父は何か私にしたかったんだろうなぁ。

たぶん、今の私と同じように。


それを素直に受け止められない娘であった。


離れて暮らしてから、両親に会いたくなったっけ。
kekeが赤ちゃんの頃は、来るのが楽しみだった。

あの頃も今から思えば、楽しかった。

いつか、kekeもそんな日が来るかもしれない。
まぁ、そんな事よりも、自分の幸せをつかんでくれればいいんだけど。


私は私の楽しみをみつけないと。
そして、笑っていなきゃ。

正月洗車

2010-01-02 | 息子keke
朝からいい天気だった。

あまりに空が青くてきれいだった。
まだ妹の家に行くまでは時間があったから、ちょっくら洗車してくることにした。

まさか元旦から洗車もなかろうな、と思ったが、あそこのコイン洗車は狭くて車を動かすのも大変だから、こう言う日でないとゆっくりできないんだ。

バケツを持つ手は恥かしかったけど、普通に道を歩いている人、ジョギングしている人も見た。
道はすいてて渋滞も無い。空は晴れてる。超キモチいいって奴だ。

まさか誰も居るまい・・と思ったが、おじさんが1人車を拭いていた。

500円玉を入れたが、なんとおつりが出ないらしい。
シャンプー洗車を選ぶしかなかった。
専用シャンプーをわざわざ用意したのに、勝手にシャンプーが出てきてしまった。
もういい。スポンジでこすって、また水を流した。

失敗したのは、その間、地べたに置いておいたセームが、地べたが凍っていたので、くっついて破れてしまったこと。
もう私は水滴ぐらいが残っても、屁ではない。
シャシャッと適当に拭いて、車を出した。
あとは自然乾燥で。

おじさんは、まだ車を停めて、自販のお茶を飲んでいた。
あの人は、1人の正月なのだろうか。
それとも家族はまだ寝てるのかしら。

そのあと、風呂に入って、kekeと妹の所に出かけた。
神棚に手を合わせて初詣だ。

姪っ子とゲームで遊んだ。
チロルチョコのドンジャラ=チロルジャンと言うゲームである。
子供用の麻雀で、3つづつ絵柄を合わせるようなものである。
kekeも付き合ってくれた。

willもした。
最近のマリオは二人一組で敵と戦えるらしい。
私は何度も何度も死んでしまって、ほとんどkekeが1人で進めて行った。
姪達は喜んでそれを見ている。

しばらく遊んで、二人での帰り道は急に静かになった。
これがいつもの状態なのに、今までが賑やかだったから、急にシンとした。

kekeが小学生の頃も、ずっとこんな静かなような気がしたけれど、どうだったんだろう?
あの頃は一緒に遊んだし、TVも見てたし、もっと賑やかだったのだろうか。


「明日はドライブに行ってみようかな。一緒に来る?」
「もう二度と行かないって言ったでしょ」

「やめようかな?家族で正月を過さなくていいのかなぁ?」と言うと「二人しかいないじゃん」と言う。
もっとみんなでまとまって過すのが、家族の正月だと言う。

「したい事があるし、時間がもったいない」と言う。

「そうかい。それじゃ明日はドライブに行ってくるよ。」
「やった。」

口だけでなく、kekeは自分の部屋は寒くて湿っぽいので、私が居ないとコタツでTVを見たり、私のPCで遊んだりのんびり過すことができるのである。

私もその当時、親と二人で丸一日過すのはケッコウきつかったと思う。
もっとやりたい事はあったし、それが他人から見たらくだらない、何でもないことでも、夢中でやりたい事はあった。

そんな記憶が、kekeの正直な感想を許す。