出かける前にkekeに「やっぱり止めようかなぁ、どうしようかなぁ」と言うと、「なんで?」と言うので、「これから箱根駅伝があるから、一緒に観ないかい?」と言うと、「観ない。」と断られる。
「それじゃ行くよ」と行って家を出た。
朝はまだすいていてよく走れた。
今日の初挑戦は「多摩沿線道路」。
図書館で借りたガイドブックに「景色がよくてお勧め」だと書いてあった。
川沿いだと自転車が走っているのでは?と心配したが、チャリはサイクリング用の道があるので、心配ない。
大きな交差点がないから、割りとスムーズに進める。なるほど。
難を言うと、後ろの車が私にピッタリついてくる。
40キロ道路を50~55キロでどうにか走ろうとしているのだが、離れずピッタリついてくる。
バックミラーを覗くと、左ひじを乗せて頬杖つきながら、片手運転である。
30代半ば。
嫌がらせ的ではなく、運転自慢でこのぐらいくっついても俺はぶつかりませんよ、的なタイプだ。
「もぉ~若葉マークが見えないのかなぁ~」と思いながら走る。
どんなにテクニックがあっても、若葉マークにくっついて走るのはヘタクソ運転さ、と影ながら思うことにする。
246からお台場。
お台場に行ってしまうのは、都内はどこで駐車して良いやらよく分からない。駐車場はあるのだろうが、大通り近辺にはなく、狭い道に入ると、そのあとどうなってしまうか分からなくて怖いのだ。トイレもままならないのである。
お台場まで行くと、あちこちに駐車場があるので、どうにかなる。
有明コロシアム辺りのコンビニだと駐車場もあるので、おにぎり一つでトイレに行ける。
今日はお台場から、テレコムセンターを抜けて、臨海トンネルから城南島に抜けてみた。
今まではトンネルが長くて怖くて行けなかったのだ。
よしよし、ついでに羽田空港も回って帰る事にした。
帰り道、去年はkekeと箱根駅伝を観ていたことを思い出した。
一緒に観ていたわけではないのだが、私はドライブもしてなかったし、寒くてコタツにあたっていて、kekeが駅伝をかけていたのである。
初めて観たけど、面白かった。
ラジオのスイッチを入れてみた。
父の事を思い出した。
私は、kekeみたいにそっけない娘だったのである。
何か言われても「ふん」とか「スン」とかしか言わなかった。
父はよく服を買ってきた。
でも、私が着たいような服ではなかった。
母が「子供の服はどうしてこんなにセンスがないんだろうね、他はそうでもないのに。」と言っていた。
着もしないのに、服ばかり買ってきたし、買いに行こうと言ってた。
それも適当に断っていた。
そうか。
父は何か私にしたかったんだろうなぁ。
たぶん、今の私と同じように。
それを素直に受け止められない娘であった。
離れて暮らしてから、両親に会いたくなったっけ。
kekeが赤ちゃんの頃は、来るのが楽しみだった。
あの頃も今から思えば、楽しかった。
いつか、kekeもそんな日が来るかもしれない。
まぁ、そんな事よりも、自分の幸せをつかんでくれればいいんだけど。
私は私の楽しみをみつけないと。
そして、笑っていなきゃ。
「それじゃ行くよ」と行って家を出た。
朝はまだすいていてよく走れた。
今日の初挑戦は「多摩沿線道路」。
図書館で借りたガイドブックに「景色がよくてお勧め」だと書いてあった。
川沿いだと自転車が走っているのでは?と心配したが、チャリはサイクリング用の道があるので、心配ない。
大きな交差点がないから、割りとスムーズに進める。なるほど。
難を言うと、後ろの車が私にピッタリついてくる。
40キロ道路を50~55キロでどうにか走ろうとしているのだが、離れずピッタリついてくる。
バックミラーを覗くと、左ひじを乗せて頬杖つきながら、片手運転である。
30代半ば。
嫌がらせ的ではなく、運転自慢でこのぐらいくっついても俺はぶつかりませんよ、的なタイプだ。
「もぉ~若葉マークが見えないのかなぁ~」と思いながら走る。
どんなにテクニックがあっても、若葉マークにくっついて走るのはヘタクソ運転さ、と影ながら思うことにする。
246からお台場。
お台場に行ってしまうのは、都内はどこで駐車して良いやらよく分からない。駐車場はあるのだろうが、大通り近辺にはなく、狭い道に入ると、そのあとどうなってしまうか分からなくて怖いのだ。トイレもままならないのである。
お台場まで行くと、あちこちに駐車場があるので、どうにかなる。
有明コロシアム辺りのコンビニだと駐車場もあるので、おにぎり一つでトイレに行ける。
今日はお台場から、テレコムセンターを抜けて、臨海トンネルから城南島に抜けてみた。
今まではトンネルが長くて怖くて行けなかったのだ。
よしよし、ついでに羽田空港も回って帰る事にした。
帰り道、去年はkekeと箱根駅伝を観ていたことを思い出した。
一緒に観ていたわけではないのだが、私はドライブもしてなかったし、寒くてコタツにあたっていて、kekeが駅伝をかけていたのである。
初めて観たけど、面白かった。
ラジオのスイッチを入れてみた。
父の事を思い出した。
私は、kekeみたいにそっけない娘だったのである。
何か言われても「ふん」とか「スン」とかしか言わなかった。
父はよく服を買ってきた。
でも、私が着たいような服ではなかった。
母が「子供の服はどうしてこんなにセンスがないんだろうね、他はそうでもないのに。」と言っていた。
着もしないのに、服ばかり買ってきたし、買いに行こうと言ってた。
それも適当に断っていた。
そうか。
父は何か私にしたかったんだろうなぁ。
たぶん、今の私と同じように。
それを素直に受け止められない娘であった。
離れて暮らしてから、両親に会いたくなったっけ。
kekeが赤ちゃんの頃は、来るのが楽しみだった。
あの頃も今から思えば、楽しかった。
いつか、kekeもそんな日が来るかもしれない。
まぁ、そんな事よりも、自分の幸せをつかんでくれればいいんだけど。
私は私の楽しみをみつけないと。
そして、笑っていなきゃ。