きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

意外によくある家庭事情

2010-01-18 | 母子家庭だから思うこと
G子が娘さんのセンター試験に付き添いに、ここの近くまで来るというので、父の面会の後に寄ってみた。
G子は車を見て、「最近出た色だね、かわいいよ」と褒めてくれた。
 
この前簿記の3級に受かって、今度は2級に挑戦するのだと言う。
時間があったら、いつも勉強しているんだとナップザックにはテキストが何冊も入っていた。
学校で友達もたくさんできて、みんなで競い合っているから楽しいのだと言う。
 
ダンナは帰ってくるのか?と尋ねると、毎日帰ってきてるらしい。

でも、もう他人だからご飯も自分の分は自分で作ってもらい、洗濯もアイロンがけも自分でしてもらっていると言う。
以前はアイロンじゃなくてクリーニングに出せと言われてたシャツを自分でアイロンを掛けていると言う。
「柔軟洗濯剤を買っていいですか?」と訊かれたが、「うちにそんなお金があると思ってるの?」と断ったと言う。
正月に同じゼミ仲間の友達のM君が家に来ることになったんだ。そしたら、逃げるように会社に仕事をしに行ったと言う。

「何だかちょっと可哀想だなぁ。まぁ仕方ないんだけど。」と私は言う。
「sakeちゃん、アイツの味方なの?!」とG子は言う。
「味方じゃないんだけど、(白旗上げて)帰ってきただけいいよ。私の元旦那は相手と再婚して、今月は養育費も3ヶ月先に延びたんだ」と不幸自慢をする。

「やり直す気はないのかね?」と言うと、「顔も見るのもイヤ」と言う。家のローンを払ってもらっているから仕方なく家に入らさせているだけだ、と言う。
娘の学費保険まで解約して、カードローンであれだけ借金して、それで今も首が回らなくて、それが全部女に貢ぐためだったあの男をsakeちゃんは許せるの?!と言う。
「そうだよね、浮気だけならともかく、金が問題だ。」と私は言う。
「娘だって、自分より女を選んだあの男をゼッタイに許さないって言ってるよ。」

こう言う話を聞くと、kekeにはこう言う過ちだけはゼッタイ犯してほしくないと思う。
 
帰って来ると、kekeは味噌汁をお湯で溶かしていて、「これは10パック120円で買ってきた一番安い味噌汁だ」と言う。
そして、それを飲むと、「味はイマイチだ、5パックの豚汁の方にすれば良かった」と後悔していた。
 
「どうして、普通の味噌汁より豚汁の方が高いんだろう?」と言うので、「豚汁は肉が入っているから、その分高いんだよ、きっと」と言うと、昨日の残りの肉じゃがを指差して、「この肉を入れたら、豚汁になるかな?」と言うので、「あぁ、きっと美味しくなるんじゃないの?」と言うと、今度はそれで作ってみると言う。
 
「kekeさんや、言える時に言っておくけど、水商売の女の人には、気をつけなさい。友達のお父さんがそう言う商売の人にだまされて、何百万も借金を抱えました。」
「はぁ。」

TVでは東野が、元奥さんと食事をしてて、「顔をまじまじと見られて、食べているものを吐き出されそうになりました」と言っていた。
千秋によると彼の元奥さんはもう一度同居しているのはお金のためらしい。
 
私は他人の離婚のゴタゴタで飯を食っている、この番組が何年も前からだいぶキライなのだが、kekeがよくつけているので、人生勉強だと思って仕方なく見させてやっている。
 
そしてkekeに「これマジだよ。こうならないように気をつけなさい」と言った。

しばらくすると、磯野キリが元旦那に指名されて滝にすごい打たれていた。

「これは夏に録画されていたんだろうか、この年で今、こんな事するなんて考えられない。」
「その頃はまだ離婚してないよ。」
「子供が居ないのに、どうしてここまでこの人は稼ぐんだろう?」
「分からない。」

すごいプロ根性だな、と思った。

kekeは肉じゃがの肉とじゃがいもを入れて、第二弾の味噌汁を作っていた。