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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

お試しバレンタインデー

2012-02-16 | 今の会社
私は14年目にして、珍しくうちの会社の人たちにバレンタインデーを祝ってあげようと思ってみた。

今まで考えた事がなかったのは、それが慣例になってしまうと私は毎年1人で何か用意しなくてはならず、とても費用がかさむからである。そして、その割りに大した感謝もされないのもミエミエだからである。

でも数年前から「女性事務員としてこれで良いのだろうか」と言う気持になり、毎年心苦しくて、その日が日曜だったりするとホッとしたりしていた。
そして、今年もバレンタインが火曜だと知って、また心苦しくなってきたので、どうしようか?とさんざ悩んだ挙句、「一度だけ試しに祝ってあげたらどうだろう、やってみて甲斐がなかったら、もう二度としなければいいのだから。」と言うアイデアが生まれて、早速実行してみることにした。

でも、それでもジバラで買うのはイヤだったので、会社のお年賀を70個買った店に行った。
何故なら、その時のポイントが貯まってて値引きができるからだ。
私は30分ぐらい、トリュフチョコの組み合わせにするか、ミニワッフルの詰め合わせにするか悩んで、最終的に「見栄えがいい」と言う理由で、ワッフルの詰め合わせにした。96円足りなかったので、それは仕方なく財布から払った。


そして私は当日の朝、ワクワクしながらワッフルの箱をあけて、テーブルの片隅に置いた。

最初に来たのは社長で、「バレンタインデーでお菓子を用意したんです」と言うと、「おーありがとう」と言った。でも、社長は甘いのものは苦手だった。

次に現れたのは、OROでバレンタインのお菓子だと言うと、OROは喜んで「俺レーズンのは苦手だから」と選びに選んで、チョコレートの掛かってるワッフルを選んだ。

その次にお客さんが社長と打ち合わせに来た。
コーヒーを入れて出すと、「あ!ハート型のカップですね、そう言えば今日は・・・」と言うので、私は待ってました!とばかりにジャジャーン、「バレンタインのお菓子を用意してあります、どうぞ」と言った。

お客さんは、「いやいや、催促したわけじゃないんですよ」と言い、「あなたお名前は?」と言うんで「sakeです。」と答えた。
「sakeさんですか、社長、気がきく方じゃないですか。」とお客さんは喜んでくれて、どのぐらいこの業界にいるの?と言う話になって、「それじゃさぞかし、建築用語もよくご存知なんでしょう、素晴らしい事務員さんですね!」と言う。

私の実態は建築用語はおろか、まったく気の利かない、しかもバレンタインデーのお菓子はイヤイヤ今年初めてだったので、お世辞がくすぐったかったが、社長はそれ以上に面白かったのか恥かしかったのか何なのか、耳の先まで真赤になって、お客さんに「社長さん、顔がまっかですよ」と言われていた。(笑)


そんな事がありつつ、他の人の反応は

課長←とてもおいしいと言って、2個食べる。

秀クンとZENさん←普通の差し入れと同じように普通に食べる。

nanuさん←「いらね」と言われる。

Aさんにいたっては、「いったい、それどうしたの?」と言っていて、「sakeさんがジバラで買う」と言う想定がないようである。


1度やってみた結果、毎年金だしてまで別にやらなくてもいいか、と言う結論に至った。