きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

ありのままのキミで

2012-02-25 | 息子keke
まだ離婚をする前、両親はたまに(月1ぐらいで)私の家に遊びに来てくれた。

それである日、マーボー茄子を作ってみせたことがある。

母が「sakeのマーボー茄子は茄子がヘナヘナになるまで炒めてあって美味しい。」と言ってくれた。
妹の茄子はそこまで炒めてないらしい。

妹と比べて褒められたことがほとんど無かった私は、20年近くたった今でもそのことをよく覚えている。
うれしかったからだ。

だから、kekeに兄弟ができたら、相手のいない所でいっぱいその子供を褒めてやろうと思ってた。
そうすれば、どっちの子供もきっと喜ぶにちがいない、と。

あれからそんな機会もないまま月日は流れ、気がついたら子供をほとんど褒められない親になっていた。
気持はなくもないのだが、比較対象が無いまま何となく褒めネタも無いままここまで来てしまった。

でも、考えてみれば、kekeの性格、自分ととても似てるし、だから良い所も悪い所も分かっていて、その根本は自分が好きでないから、自分の悪い所が子供を通してクローズアップしてたとも言える。
実際、こう言うお母さんは多いのではないかな。

だから、本当は自分を好きになる所から始めなければならないのだろう、こう言う時は。


頑張ろうとすると、どんどん自分が嫌いになっていくから、こう言う時は何も無理しない方がいい。

それでも言ってくる人がいたら、友達だったら縁を切るしかないし、家族だったらたしかに引きこもるしかなくなる。
自分を守るために。


今、初めて気付いたけど
「ありのままのキミでいい」(頑張らなくていい)

とは、最高の褒め言葉だ。