きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

さぼてんのカツサンド

2012-02-19 | 息子keke
今日も車の練習(と言う名前の息抜きドライブ)に出る。

昨日はkekeと二人で食べたおいしいトンカツ屋のことを思い出した。
買いに行こうと思うが名前が分からなくて検索ができない。

「あのとんかつ屋は何て名前だったんだろう?」

すると、kekeは「さぼてんだよ」と言う。

「そうだ!さぼてんだ!」
私はよく覚えててすごいすごい!と言った。

店の名前もそうだけど、あんな何年も前のトンカツを食べたことをkekeも覚えていたのが意外だった。

そして今日はグルグル車で回った後にさぼてんに寄った。
昔、kekeと食べた串カツみたいなものはもう店頭にはないようである。
せっかく6年ぶりに来たので思い切って、カツサンドを買うことにした。
(正式名称は「開運勝つサンド」である。)

498円。。。
いつも見切り半額のモノに慣れ親しんでいる私には、ちとハードル高かったが、せっかくここまで来たので買う。

そしてkekeに「さぼてんでカツサンドを買った」と言うと、ホイホイやってきた。
パカッとフタをあけると、小さいカツサンドが3つ入っていた。
せめて4つは入っていると思っていたが3つだった。
kekeは一つ食べろと私に言うが、値段からして自分で食べるのがもったいなかったので、せっかく買ってきたんだから、kekeが食べろと言う。

それでもkekeが食べろと言うので、でも、もったいないから、自分はガソリン代を使っているから遠慮せず食べろと言った。

そして、kekeは一口食べると、何とも満足そうな顔をしていたので、参考までにどんなにおいしいのか味見をしたくなって、あとはみんな食べていいけど、その残った一口だけ参考までに食べさせてくれ、とお願いする。

たしかに498円だけあってうまい。。。。
カツがとても軟らかくて、まるでカツではないようである。
カラシの配分と言い、ソースの配分と言い、さすがにヨンキュッパは違うなぁと思う。

またそのうちドライブの帰りに買ってこよう。^^

シッタカブッタ

2012-02-19 | 息子keke
私は本棚から「ブッタとシッタカブッタ」と言う漫画を取り出した。

どんな漫画本かは一言で簡単に説明する事ができないので関心ある方は検索して調べていただくとして、ペラペラ読んでいくと「幸福と不幸について」書かれていた。
幸福は山で、不幸は谷だそうである。
不幸の谷を土を入れてみて、ならしていくと、今度は幸福の山も減ってしまって平らになるそうである。

私はこれを読んで、へーと思い、周りで何事もなく平和な人生を送っているように見える人は、もしかしたらこれなのかなぁなんて思っていた。
その2巻の副タイトルが「そのまんまでいいよ」と書いてあるので、それも買ってみようかなと思った。


それから二人で食事をしていると、kekeが「昨日は外に出て街まで行った」と言う話を珍しくしてきてくれた。
私は「それはすごい!」と褒めた。「何をしたの?」と尋ねたけれど、特に返事はしなかったのでそれ以上は訊かなかった。

その時にシッタカブッタの事を思い出して、この本いいよ、と言ってみると「もう読んだ」と言う。
「あらどうだった?」と言うと、「病んでいる人が読む本だと思う」と言う。
「良かったら続きも買おうと思うんだけど」と言うと、「もうほとんど全部読んだ」と言う。
どこで読んだのだろう?と思ったら、大学のカウンセラー室に置いてあったそうである。

kekeは私の知らない所でいろいろ模索しているらしい。
それは単純に本を読んだとか、誰かに言われたから、では解決しないのだと思う。
自分で考えて、足で歩いて、それで見たこと聞いた事でしか答えはみつからないのかもしれない。


これは私の昔からの持論なんだけど、「経験は生きた年数にほぼ比例する」のだと思っている。
私は割りと行動がゆっくりで、何もしてないような時間(布団の中でボンヤリしている等)がとても多いのだけど、「本当に何もしない」と言う時間と言うのは無いわけで、何か考えていたり、するのである。
人付き合いも悪いけど、その分本を読む時間が多いかもしれないし、料理の経験が増えてうまくなっているかもしれない。
つまり、生きている年数に経験は比例するので、長く生きている人間をバカにしてはいけないと思うのだ。
それがどんな経験でもだ。

なので、自分の息子が何もせず家でブラブラしていると言うと否定的に考えてしまうのだけど、その間さえやっぱり何かは積み重なっているのだと思う。
それは稼ぐ事にはつながらないかもしれない。
でも、やっぱり無駄ではないし、この先どこかで何かに繋がっていくのだと思っている。

一生懸命考えて何かをしようとしている、kekeを応援したい。