きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

みんな、始まり

2012-07-02 | 息子keke
MEGUちゃんは20代で会社勤めをしていた頃の友達。
ひとり娘は中学受験を控えた小学6年生だ。
年に2~3回メール交換だけど、心は昔のままつながっている・・・と私は思っている。

私は先々月だろうか、久しぶりにメールを書いた。
kekeが学校を辞めたことや、今は家にいることを書いた。

しばらくしてからMEGUちゃんから返事がきた。
娘が体調が悪くて小児科に連れて行ったら、精神的なものではないかと言われたと言う。
「自分の要領が悪くてスケジュールがこなしきれてないのかも」と書いてある。

私はそう言う問題だけではないのでは?と思い、kekeのことを更に詳しく書いた。
「私が大学卒業だけが全てみたいな考え方をして(与えて)いたから、それが無くなった時にどうしていいか分からなくなったんだと思う。そう言う一つきりの価値観を与えたのは私が悪かった。」

そこだけはハッキリ書いた。

そして「今は5年でも10年でも待つつもりでいるんだよ。」と書いた。
娘さんの事、もう良くなっているといいけど、他人事とは思えない心配してるよと書いた。

またしばらくしてからMEGUちゃんから返事が来た。
今、試行錯誤している、自分も反省したと書いてある。
本当は行かせたい学校があるけれど、娘の気持を尊重したいと書いてあった。

こんなに離れた所で、違う環境で、子供の年も全然違うのに、今でもMEGUちゃんと平行して線路を走っているような気がして、うれしくなった。^^

もうしばらくしたら、返事を出そう。
kekeがバイトを探してきたんだよ、って。

そう言えばそうだったよね、私らもあの頃、仕事辞めたくなって一緒にハローワークに相談しに行ったり、飲んだくれて終電で帰ったことも何度もあったよね。
いろんな恋や、結婚をぶっ壊したりして、悩んでいたようで、たぶんいろんなものを直で見て触って聞きたかったのかもしれない。

今までずっと「kekeのトンネルが抜けてくれたら」と思っていたけれど、トンネルは私にもあって、それは今少しづつ明けていく。

今までずっと「こんな風な会社にkekeを勤めさせたくない!」とか「自分みたいな失敗人生をkekeに歩ませたくない!」と思ってきたけれど、私の人生は失敗ではなかった。
うちの会社もそんなに悪くはなかった。
みんな経験して、こうなった。

kekeのこの半年1年も、悪いことじゃない。
みんな、始まり。

今から、みんな始まる。^^