きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

かくいう私は

2012-07-12 | 息子keke
kekeがバイトを始めてから、半月が経った。

しかし、喜んでも生き生きともしておらず、朝になるとあーあ、と言わんばかりの状態で、最近では破けたジーンズを履いている。

もう片方のジーンズもとっくに洗っていつでも履けるのに、破けた方を履いている。
服代も渡したのに、一向に買う気配はない。
それでも、とりあえず約束の時間に家を出て、仕事をしているものと思われる。

後ろ姿を見ながら、また途中でくじけたりしないだろうか、ふと不安はよぎるけれど、もう怯えることもない。

私だって、明日リストラされるかもしれない。
でも、とりあえず今日を生きている。

それと同じぐらいの重さで、kekeの現在が、未来が乗っかっている。
どうなるか分からない人生が乗っかっている。

でも、今の私はどんな暮らしになっても、その時その時小さい喜びをみつけることができるような気がする。

いつかは手離そうと思ってる車だから、毎日感謝して乗っている。
乗れるのは今だから、一生懸命乗っている。

同じように生きているのは今だけし、kekeと暮らしているのも今だけ。
そう思うと、何でもしておこう、見ておこうと思う。


車に乗っていると、これだけの数の車が走っていることを不思議に思う。
ルールを守って、安全運転することで確率を下げることはできても、ゼロにはならない。
誰でもが被害者にも加害者にもなりえるのに、これだけ多くの人が当たり前に乗っていることが不思議と思う。

かくゆう私も今ではほぼ普通に乗っていて、維持費があったらこのまま乗り続けて行ったのだろう。
ある日どうなるかもしれない可能性を乗せたまま、乗り続けて行くんだろう。

真剣に真面目に先のことを考えて、ああなるかもしれない、なんて思っていたら、何もできなくなるんだろう。

しかし、大抵の人がそうではないし、そもそも人生にそれを望むのが無謀なんだと悟った今、無責任に、それなら今日さえ楽しければよいと思うようになったのです。