きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

暑いです

2012-07-19 | 息子keke
いよいよ、ハンパない暑さが始まる。

切手を買いに10分歩くだけで、もわ~んとする。(+o+)
この前までマイブームだった万歩計も、ごく最近買ったスープ弁当も、この暑さでどこかに飛んでいった。

課長はこの暑さに外に出てもすぐに帰ってきてる。
社長も「暑ちぃ。。」と言いながら事務所に戻ってきた。
(1度外に出たら一言ボヤかずにはいられない気温である。)

この温度の中、他の人は現場で働いていると思うと、今年は申し訳なく思う。
こんな気温でずっと外に出ていたら、私は熱中症になっている。
安月給でもクーラーが利いている方が良いかもしれない。
感謝だけはしようと思い、みんなが帰ってきた時にヒエヒエの美味しいお茶が飲めるようにお中元の缶を冷やして、差し出すことにした。
(私が作るお茶より好評)

夕方、OM君のお母さんからメールが来た。
実家から畑のキュウリとじゃがいもが届いたからおすそ分けしてくれると言う。

「しばらく~」とあいさつをして、OMさんにkekeのバイトが続いていることを言うと、喜んでくれた。
OM君はこれから大学院を受験するらしい。

OMさんは「この世の中、いつ何が起こってもおかしくないと思うの。」と言い、「元気でいてくれさえすればいいわ。」と言う。

「そう言えば!」と私は言い、「うちの会社で停車してる時に後ろからぶつけられた人がいるんですよ。大事に至らなくてよかったけど本当にいつ何があるか分からないものですね。」と言うと、OMさんは「親に知り合いの息子さんが仕事の最中に高い所から落下して寝たきりになっているのよ。」と言う。

お母さんは1人息子なので、とてもショックを受けていて、「でもね、それでも話もできるし意思も伝わるの、それだけでもいいじゃないって言ったのよ。」と言う。

「ほんとにそうですね、私もkekeが学校に行かない時は怒ってばかりいたけれど、今はご飯を一緒に食べれるだけでありがたいと思うんです。」
「ほんとにそうだわ。」とOMさんも言った。

自分も寿命の半分以上は過ぎてしまったと確信してからか、親の老いて行く姿を現在間近に見ているからなのか、子供の成長が必ずしも規定路線とは限らないこと。
自分達の若かりし時代はもっとノーテンキであったこと、同じものを与えられない申し訳なさ。

道を歩いていると、親の世代の人が歩いていないことに気付く。
まったく歩いていない訳じゃないけれど、自分達が若い頃はもちろん、母が亡くなった9年前には似たような人が、父と似たような人も似たような帽子をかぶって歩いていたのに、だんだんと見かけなくなっている。

いつ、誰がどうなるかなんて、もう分からない。
自分がなくなっちゃうかもしれないし、誰かがいなくなってしまうかも。

子供の頃は「今」と言う時間の感覚がやたら長くて、特に辛い最中は、「今」が終わることだけをひたすら願っていた。
大人になり始めた時も、生きてることは面倒でしかなくて、それが終わる日が来ればいいのになぁと思ってた。

こんな年になると、これが必ず終わることを知り、会うのは別れの始まりであること、よくも悪くも「ずっとこのまま」ってことは無い事を知るのである。
(だから今を大切にするのだと。)


kekeと夕飯を食べながら、「(今日も)TVつけないのね、リモコンの電池は買ってきたよ」と言うと、自分も買ったと言って、「アルカリよりマンガンの方がいいんだけど」と私の電池にツッコミをいれて、「最近TVつまらない」と言う。

何の話からそうなったのか忘れたけど、kekeは「あと6年ぐらいは生きていようかな」と思っているそうで、詳しくは訊かなかったけど、おそらく今のポジションが許されるのがそのぐらいの年齢までと本人が考えているのだろうか。

私は「生活保護もあるし、私が働くから死ぬことはないんじゃないか。」と言うけれど、やはりそれ以降は積極的に生きる意欲がなく、できれば人生終わりたい様子。

私もそのぐらいの年の頃は、困ったこともほとんど無に等しかった割りに、生きているのが辛く面倒で、親に守られていたのも分かっておらずで、無理もないかもなと思う。
あと6年は生きているそうなので、その間にまた何かが変わるのをぼんやりと期待していよう。
毎日おいしいものが食べれて、ゆっくり眠れる環境にあれば、6年後に「あと2~3年は生きていてもいいかな」と考えるような気がする。

人生、その延長。
私自身も、その繰り返しでここまで来たような気がする。


OMさんは「今年が特別暑いのか、自分が更年期なのか分からないけれど、去年までとは違って我慢できずに家でクーラーを入れてるの。」と言う。
私もまさにその通りで、今年は会社でガンガン冷房をきかせている。
去年までは長袖のブラウスだったけど、もうジバラでもいいから半袖を買おうかと思う。

それぐらい暑いです。