きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

涙の結末

2012-07-06 | 今の会社
うちの社長はメールを取らない。

社長宛のメールは私がそのたびにプリントアウトして、机の上に置いておく。
社長はその紙をみて、「こう言う返事を書いて送って」と鉛筆で返事を書いて私の机の上に置いておくので、私がそれを先方に打って送るのである。

昨日はとある設計の先生からメールがきた。

「KさんとFさんと6日の午後4時半からFさんの事務所で打ち合わせをすることになりました。ご都合はいかがですか?」と言う内容のものである。

私はいつものように印刷して机の上に置いておいた。

しばらくして社長は目を通すと「これで送って」と私の所に紙を持ってきた。
そこにはエンピツで「5時半までならOKです。何でしょうか?」と書いてあった。

実は相手の先生とうちの社長はあまり面識が無い。
KさんとFさんを通じてごく最近知り合った間柄である。

設計の先生にこの文面では失礼ではないだろうか?と思い、私は次のように訂正した。

「いつもお世話になっています。お打ち合わせの件は5時半までお伺いできると思います。その打ち合わせの内容をあらかじめお聞かせ願えると幸いです。よろしくお願いいたします。」

そして、メールを送信した。

そして社長はたびたび「返事がきたか」と尋ねるがその日は来ず、翌日の朝一番に「返事がきたか」と言うので、チェックすると、先生から返事が届いていた。
私は急いでプリントアウトして社長室に持って行った。

やれやれ一件落着と思っていたら、「sake君!!」と言う怒り交じりの声が聞えたので「ハテナ?」と思って社長室に行ってみると、「オレの言った通りに書いてないだろ」と言うのである。

よくよく先生の返事をみると「打ち合わせの内容は○○や××についてです。それでは4時半頃に1度Kさんに連絡を入れてください」と書いてある。

社長は「sake君!」とまたまた怒り出し、「オレは4時半に打ち合わせに行けるの!6時から用事があるから5時半に帰らなきゃならないの!お前の文章は5時半に打ち合わせに行きますってことだろ!」

と言うので、「そうだったっけ?」と思って、自分が送った文章を再度みてみると「お打ち合わせの件は5時半までにお伺いできると思います。」になっていた。
(メールの返信なので、しっかり私の文章が折り返され残っていたのである。)

そして社長は「なんでオレの通りに書かないの!これじゃ文章が違うだろ!」とまた怒り出し、これだからメールじゃダメなんだ、とKさんに電話を入れて「うちの事務員がバカだから勘違いして返事した」と言い訳するのであった。。。。

うぅ。。。

私はひたすらスミマセンスミマセンと繰り返すしかなかった。。。
これが涙の結末。