きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

G子からの電話

2012-08-16 | 友人
あの晩、G子から電話がきた。

T男と別れ際ケンカしちゃったと言う。

「何か言ったんじゃないのかな?」と言うと、別れ際に「まだ帰りたくない」って文句を言った、と言う。

「そうだね、それは言わない方が良かったね。ケンカになるから。」
「だって、まだこんなに早い時間なんだよ。」
「そうだけど。そう思っちゃうけど、言っちゃうとケンカになるからね。そういう時には【今日は楽しかった】って言うとうまくいくと思うよ。」

あーあ、とG子は言い、「T男に怒られてばっかり。」と言うので「ね、今度はその前に何か自分で嫌なことを言ってるかどうか思い出してみたらどうかしら。」と言うと、「そんなの本当の私じゃない」と言い、「それはT男のためにつくろってる私。本当の私じゃない。」とG子は言う。

「本当の自分を100%受け入れてくれる人なんてどこにも居ないよ。」と私は言った。

そこは理想を求めすぎなんじゃない?本当の自分を100%受け入れてくれる人なんてもともと居ないよ。私なんて最近子供にまで気をつかって言葉を選んだりしてるぐらいなんだ、と私は言った。

「それを他人に求める方が間違いだよ。」
「そうか。」
「この恋愛は自分が与えることはあっても、与えられることはない。そういう恋愛だよ。」
「それじゃ損じゃない。」

そう、勝ち負けだったら負け戦さ、と私は言って、男と女は恋愛がらみはたいてい女が負けなんだよ、だって向こうは一人にしぼる必要はないんだから生理的に、と言った。

G子は「そっかぁ、女って損だよね。」と言うので、「でも女が強い所もあるよ。精神力では男よりずっと強いし、生命力だって男より(統計的にも)長生きじゃないか」と言った。

「あはは、sakeちゃん、私たち長生きしようね。長生きしてやろう、それでね二人でお茶飲んでね、あの男も死んじゃったねぇって昔話でもしよう。」
「それ、面白いね!やろうやろう!いつかそういう日が来るよ。」
「あの男も死んじゃったねぇ、この男も死んじゃったねぇって話すんだよ、お茶飲みながら。」
「そうしよう。」

「sakeちゃん、あの7つの言葉、メールちょうだいね。それを言い続けたら3年後にいいことが降ってくるって言う言葉。」
「あぁあれね!もちろん!本は返しちゃったけど、どこか探せばあるから、送るね。」

そして、二人でいいことを降らせよう、と私は言った。
そうだ、そうだと私は思う。

G子だって話せば分かるんだ。
きっとこれからだんだん少しづつ愚痴らなくなるだろう。

私は「えっへん!」と自画自賛。(^_^)