最近のマイブームは、ヒトカレーである。
ヒトカレーとは「1人で牛丼屋に入ってカレーを食べる」を略した私の造語である。
夏の暑い日、銀行からの帰り道、昼休みを半分過ぎてしまったのを確認すると「今からコンビニでおにぎりを買って会社で食べようとしても昼休みが終わってしまう。たまにはぜいたくして牛丼屋で昼飯もいいかも。」と思い、ブラッと吉野家に立ち寄ったのである。
すると、そこには工事現場から直行してようなオッサンや、サラリーマン、または普通のポロシャツの男が3~4人離れながらカウンターに座っており、私が「このお店はどこにメニューがあるのかしら?」とうろうろしていると、「どこでも好きな所にお座りください」と言われ、「メニューはどこにありますか?」と聞くと「ここです」とテーブルの上に小さく立てかけられていた。
(メニューをキョロキョロ探していたのは、私の家の近くの吉野家ではレジの所の壁にパネルがあるからである。ここはそれがなかった。)
カレーが2種類あるようなので「安い方のカレーをお願いします」と言うと、どちらも同じ値段であったようだが、テキトウに片方のカレーが出てきた。
そして、おもむろにパクパクパクと私は食べる。
そして、少しづつ離れながら、オッサン達もパクパク食べ、食べ終わるとサッサと立ち去る、その「食べるためだけにココに来たんだぜ」と言う潔いオッサン達の姿に私は共感を覚えたのである。
分かりやすく言うと、その反対がファミレスである。
家族連れ、若者の集団、けたたましい笑い声、ドリンクバー、タバコの煙、勉強してる学生、レジのそばにあるオモチャをあさる子供の姿。
こう言うものが一切排除されて「食べるため」だけに席に座り、食べ終わるとサッサと帰る、と言う男達の潔さよ。
(そして店内に、「ありがとうございました」と言う会話しか存在していない不器用な静けさ。)
今の私は「この二つのどちらでしょう」と言ったら、後者に近いかな、と思い、この雰囲気を存分に味わうために、ドライブ途中で腹が減ってくると「わーい」と思い、喜んで牛丼屋で1人カレーを食べるようになったのである。
350円ではあるが、トイレも借りてカレーも食べられる上に、涼しい店内でゆっくり地図を広げられると言う特典もある。
いっとき華原朋美が牛丼つゆだくで「オヤジギャル」と言う概念を流行らせた記憶があるが、あれとはちと違うつもりでいる。
「オヤジギャル」と言うのは「オヤジっぽさを試してみようかな?」と言う小悪魔的な気まぐれさがあるが、私の場合は背中に背負う孤独感を一緒に分け合いましょう的な、仲間意識があるのである。(向こうは仲間だとは思ってないかもしれないが。)
そして、ヒトカラ、ヒトカレーと来た辺りで、次を今日から模索しているのだが、候補に挙がっているのは
・ヒトセン(1人で銭湯に行く)
・ヒトケイ(1人で競馬場に行く)
である。
しかし、銭湯は調べてみると案外金が掛かりそうで、競馬はもう20年以上も見て無いし、二人ならともかく1人で行って何も賭けないで何が面白いのか?と言うますますその周りとのギャップ(孤立感)を感じてしまう恐れがある。
銭湯も、日曜の昼間に1人で行くような人がいるのだろうか。
(周りがみんな家族連れだとちょっと淋しい。)
なので、イマイチ自信が無い。
勇気を出して行ってみる日も来るかもしれないけど。
ヒトカレーとは「1人で牛丼屋に入ってカレーを食べる」を略した私の造語である。
夏の暑い日、銀行からの帰り道、昼休みを半分過ぎてしまったのを確認すると「今からコンビニでおにぎりを買って会社で食べようとしても昼休みが終わってしまう。たまにはぜいたくして牛丼屋で昼飯もいいかも。」と思い、ブラッと吉野家に立ち寄ったのである。
すると、そこには工事現場から直行してようなオッサンや、サラリーマン、または普通のポロシャツの男が3~4人離れながらカウンターに座っており、私が「このお店はどこにメニューがあるのかしら?」とうろうろしていると、「どこでも好きな所にお座りください」と言われ、「メニューはどこにありますか?」と聞くと「ここです」とテーブルの上に小さく立てかけられていた。
(メニューをキョロキョロ探していたのは、私の家の近くの吉野家ではレジの所の壁にパネルがあるからである。ここはそれがなかった。)
カレーが2種類あるようなので「安い方のカレーをお願いします」と言うと、どちらも同じ値段であったようだが、テキトウに片方のカレーが出てきた。
そして、おもむろにパクパクパクと私は食べる。
そして、少しづつ離れながら、オッサン達もパクパク食べ、食べ終わるとサッサと立ち去る、その「食べるためだけにココに来たんだぜ」と言う潔いオッサン達の姿に私は共感を覚えたのである。
分かりやすく言うと、その反対がファミレスである。
家族連れ、若者の集団、けたたましい笑い声、ドリンクバー、タバコの煙、勉強してる学生、レジのそばにあるオモチャをあさる子供の姿。
こう言うものが一切排除されて「食べるため」だけに席に座り、食べ終わるとサッサと帰る、と言う男達の潔さよ。
(そして店内に、「ありがとうございました」と言う会話しか存在していない不器用な静けさ。)
今の私は「この二つのどちらでしょう」と言ったら、後者に近いかな、と思い、この雰囲気を存分に味わうために、ドライブ途中で腹が減ってくると「わーい」と思い、喜んで牛丼屋で1人カレーを食べるようになったのである。
350円ではあるが、トイレも借りてカレーも食べられる上に、涼しい店内でゆっくり地図を広げられると言う特典もある。
いっとき華原朋美が牛丼つゆだくで「オヤジギャル」と言う概念を流行らせた記憶があるが、あれとはちと違うつもりでいる。
「オヤジギャル」と言うのは「オヤジっぽさを試してみようかな?」と言う小悪魔的な気まぐれさがあるが、私の場合は背中に背負う孤独感を一緒に分け合いましょう的な、仲間意識があるのである。(向こうは仲間だとは思ってないかもしれないが。)
そして、ヒトカラ、ヒトカレーと来た辺りで、次を今日から模索しているのだが、候補に挙がっているのは
・ヒトセン(1人で銭湯に行く)
・ヒトケイ(1人で競馬場に行く)
である。
しかし、銭湯は調べてみると案外金が掛かりそうで、競馬はもう20年以上も見て無いし、二人ならともかく1人で行って何も賭けないで何が面白いのか?と言うますますその周りとのギャップ(孤立感)を感じてしまう恐れがある。
銭湯も、日曜の昼間に1人で行くような人がいるのだろうか。
(周りがみんな家族連れだとちょっと淋しい。)
なので、イマイチ自信が無い。
勇気を出して行ってみる日も来るかもしれないけど。