家に帰ると、今日もバイトから戻ったkekeが寝てる。
そしたら車の駐車が急に気になった。
歩いて4~5分の所にその駐車場があるのだが、さっき駐車した時に隣にだいぶ寄って入れてしまったので、それを直そうかなと思ったのだった。
なぜ、帰ってくる前に直さなかったかと言うと、隣の人が明朝そこに駐車する前に、たぶん私が出ちゃうだろうから。
私の隣の人は毎朝、私が出て行った後にそこに車を止め、近くの職場に向かっている。
朝はかち合わない日がほとんどだが、夜は私の方が帰りが早いので、彼女は車を出すのが大変なはず。
私が彼女のように両隣車が置いてあるなかで、あの奥行きの狭さで車を出さねばならないとなったら、たぶん駐車場を別の所に変えていると思う、それぐらいあそこから車を出すのは大変だと思う。
(私は右隣が通路になっていて開いているので、そんなに大変ではない。)
kekeが寝ているのを見たら、車を寄せて入れたのが急に気になって(私じゃ、あれじゃ入れられない、車を出すのが遅くなったら大変!)、直すことにした。
そしてテクテク歩いているうちに、kekeが寝てるからこのまま車で走っちゃおうか、と言う気持になって、アクセルを踏んで、ちょっと遠いスーパーまで出かけた。
そしてちょっとだけ服を見たり、リップ塗り塗りしたりしながら、食品売り場に行った。
店内は3~4割引きの惣菜パックがあちこちあり、見切りの常連客が見定めていた。
そして寿司コーナーに行くと「あっ、大トロ」と私は思う。
大トロの寿司が980円→680円で売られているのである。
私は迷う。
980円では当然買わないだろうが、680円だったらちょっと奮発しても良いかなぁと言える。
(いつも行っているスーパーでは大トロの寿司なんてない。)
悩みに悩んだ結果、「ここのスーパーに来てこの680円に出会ったのは何かの奇跡、食品なら買ってみよう」と思い、カゴに入れた。
(もちろん1パックだけ。)
それからミスタードーナツでドーナツを買った。
帰りながら、「これが車の醍醐味だ」と思う。
電車やバスだとこうは行かない。
一度家に帰ってから、ブラッとどこかに出かけようと言う気にはならない。
こんな風に一人でくつろげる、息が抜ける。
この楽しみ方は車がなきゃできないのだ。
そのまま自分は残り物のカレー(昨日ナスをもらったからナスカレー)を食べて、また寝てしまった。
明け方目を覚ますと、kekeが起きているので「大トロの寿司を買ってきてたんだよ!
」と言うと、「もうドーナツ食べたからいらない」と言われ、「あぁ、ドーナツにメモを貼っておけばよかった、寿司があるんだよ」と言うと、早く食べた方がいいから食べよう、と言う段取りになり、kekeは半分でいい、と言いながらパクと食べると、またクククと笑いだす。
しかしkekeの感想は「脂っこくてハマチみたい」と言い、「これからはわざわざ買わなくていい」と言う。
「それに」とkekeは言い、「これ680円でしょ、1個100円だよ」と言う。
「ミスタードーナツとこれ1個がたいして変わらないのか」と言うと、「そう」とkekeは言い、「寿司はコストパフォーマンスと味を(総合的に)考えると、ネギトロがダントツに1番なんです。」と言う。
「それならTシャツでも買ってきた方が良かったかのぉ」と私は言うと、「そう言うのは自分で買うからいいよ」とkekeは言い、「思い出した、この前ジーンズ二つ買ったからお金ちょうだい」と言う。
「いくら?」
「5,500円」
「2つで5,500円じゃ安かったのね。」
「ユニクロで1つは短パンだから。」
バイト代が入って最初に買ったのがジーパンだと思いきや、しっかり服代はちょうだいと言われ、まぁたしかにその前に「もう1つ穴の開いてないジーパンを買って履きなさいお金は出すから」と言った手前、断ることもできず出してみたものの、半分キツネにつままれた気持を味わうのであった。
「そう言えばイチロー、チームが変わって背番号が31になったんだよ。」と話題をふっても「それ古いね」と言われ、「31だよ!kekeが好きな数字、31!kekeの好きなイチローが、kekeの好きな(素数の)31をつけている。何かこれからいいことありそうでしょ。」
と言ってみたけど、その言葉も風のように通り過ぎて行き、またkekeはグーと寝るのであった。。。
(最近、寝ている姿しか見ていないような気がする。)
kekeと分け合って食べた大トロ寿司はおいしかったけれど、たぶんもう買うことはしばらく無いだろう、と思う。
(でも、それが分かったことは今日の収穫だ。)
そしたら車の駐車が急に気になった。
歩いて4~5分の所にその駐車場があるのだが、さっき駐車した時に隣にだいぶ寄って入れてしまったので、それを直そうかなと思ったのだった。
なぜ、帰ってくる前に直さなかったかと言うと、隣の人が明朝そこに駐車する前に、たぶん私が出ちゃうだろうから。
私の隣の人は毎朝、私が出て行った後にそこに車を止め、近くの職場に向かっている。
朝はかち合わない日がほとんどだが、夜は私の方が帰りが早いので、彼女は車を出すのが大変なはず。
私が彼女のように両隣車が置いてあるなかで、あの奥行きの狭さで車を出さねばならないとなったら、たぶん駐車場を別の所に変えていると思う、それぐらいあそこから車を出すのは大変だと思う。
(私は右隣が通路になっていて開いているので、そんなに大変ではない。)
kekeが寝ているのを見たら、車を寄せて入れたのが急に気になって(私じゃ、あれじゃ入れられない、車を出すのが遅くなったら大変!)、直すことにした。
そしてテクテク歩いているうちに、kekeが寝てるからこのまま車で走っちゃおうか、と言う気持になって、アクセルを踏んで、ちょっと遠いスーパーまで出かけた。
そしてちょっとだけ服を見たり、リップ塗り塗りしたりしながら、食品売り場に行った。
店内は3~4割引きの惣菜パックがあちこちあり、見切りの常連客が見定めていた。
そして寿司コーナーに行くと「あっ、大トロ」と私は思う。
大トロの寿司が980円→680円で売られているのである。
私は迷う。
980円では当然買わないだろうが、680円だったらちょっと奮発しても良いかなぁと言える。
(いつも行っているスーパーでは大トロの寿司なんてない。)
悩みに悩んだ結果、「ここのスーパーに来てこの680円に出会ったのは何かの奇跡、食品なら買ってみよう」と思い、カゴに入れた。
(もちろん1パックだけ。)
それからミスタードーナツでドーナツを買った。
帰りながら、「これが車の醍醐味だ」と思う。
電車やバスだとこうは行かない。
一度家に帰ってから、ブラッとどこかに出かけようと言う気にはならない。
こんな風に一人でくつろげる、息が抜ける。
この楽しみ方は車がなきゃできないのだ。
そのまま自分は残り物のカレー(昨日ナスをもらったからナスカレー)を食べて、また寝てしまった。
明け方目を覚ますと、kekeが起きているので「大トロの寿司を買ってきてたんだよ!

しかしkekeの感想は「脂っこくてハマチみたい」と言い、「これからはわざわざ買わなくていい」と言う。
「それに」とkekeは言い、「これ680円でしょ、1個100円だよ」と言う。
「ミスタードーナツとこれ1個がたいして変わらないのか」と言うと、「そう」とkekeは言い、「寿司はコストパフォーマンスと味を(総合的に)考えると、ネギトロがダントツに1番なんです。」と言う。
「それならTシャツでも買ってきた方が良かったかのぉ」と私は言うと、「そう言うのは自分で買うからいいよ」とkekeは言い、「思い出した、この前ジーンズ二つ買ったからお金ちょうだい」と言う。
「いくら?」
「5,500円」
「2つで5,500円じゃ安かったのね。」
「ユニクロで1つは短パンだから。」
バイト代が入って最初に買ったのがジーパンだと思いきや、しっかり服代はちょうだいと言われ、まぁたしかにその前に「もう1つ穴の開いてないジーパンを買って履きなさいお金は出すから」と言った手前、断ることもできず出してみたものの、半分キツネにつままれた気持を味わうのであった。
「そう言えばイチロー、チームが変わって背番号が31になったんだよ。」と話題をふっても「それ古いね」と言われ、「31だよ!kekeが好きな数字、31!kekeの好きなイチローが、kekeの好きな(素数の)31をつけている。何かこれからいいことありそうでしょ。」
と言ってみたけど、その言葉も風のように通り過ぎて行き、またkekeはグーと寝るのであった。。。
(最近、寝ている姿しか見ていないような気がする。)
kekeと分け合って食べた大トロ寿司はおいしかったけれど、たぶんもう買うことはしばらく無いだろう、と思う。
(でも、それが分かったことは今日の収穫だ。)