きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

自由

2013-05-04 | 母子家庭だから思うこと
何日か前に夕飯を食べながらTVを見た。
さんまの「ホンマでっか?!」と言う番組だと思う。

ダメ父親診断と言うのをやっていて「私もダメ親診断にひっかかりそうだね」と言いながら笑ってみせた。
kekeは「アンタはひとり親だからこれには該当しない」と言い、「だけどひとり親になったのは間違いだ」とまた言った。


初恋の先輩の話を思い出した。
ずっと放っておかれて他の女と歩いている男なんて、文句の一つぐらい言ってもよかったのに。
いや、なんでその前にキライにならなかったかしら。

それに比べて元旦那や息子にはどうだったんだろう。
いつからこうしてほしい、こうしてくれ、というようになったんだろう。

それをいつから愛情だと勘違いするようになったのだろう。


「こうしてくれればいいのに」と言いたくなる手をグッと止める。
これからは自分の意思で選んだことに責任を取るためだ。
相手は自分の意思で自分の人生を生きているんだし、自分の人生は自分の手の中にある。

そんな腹の括り方をすると、昔の事を思い出す。
そうでなかった自分を思い出して、kekeに何を言われても今は返す言葉が無い。


親子関係だけは切れるものではないし、これからずっと続いていく。

kekeもこれから自分なりに成長して、もしかしたら「絶対にひとり親にはしない」と誓う日もあるかもしれない。
そして、その完璧であるはずの人生が崩れてしまうこともあるだろう。

「完璧」なんてものが無いことに気がつく日もたぶんくるだろう。

その時もしかしたら、思い出すかもしれない。
私に向って「ひとり親なんて間違っている」と言った自分を。
そして、「そうかもしれないねぇ」なんて答えた私のことも。