きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

IDパスワード

2013-05-30 | 息子keke
某サイトで個人情報流出の噂があり、調べてみると私のIDもパスワードを変更してください、とのことである。

それは私とkekeで共用で使っていたので、「今度kekeに相談して新しいパスワードにしなければな。」と思っていたが、そんな話もできないまま数日経ってしまい、引き落としがらみだったので心配になってきて、昨日の朝、便器に腰掛けながらあるフレーズを思いついたので、「よし、これを新しいパスワードにしてみよう」と思って変えてみた。(keke就寝中)

そして昼休み、kekeが困ると大変だから報告だけはしておこうと思ってメールで、「先ほど某サイトのパスワードを変えました。家に帰ってから教えます。」と送ってみた時、「あれ?新しいパスワードって何だっけ?」と思いついた。

そして某サイトの画面の前に立ち、真剣に思い出そうとするのだが、さっぱり思い出せない。浮かんでくるフレーズは、たぶん違うものばかりである。

どこかに書いておけば良かったのだ!
しかし、まさかこんなにすぐに忘れるとは誰が想像しよう。

そしてパスワード忘れましたの画面を開くと、認証コードを送ってそれで認証してくれるらしいが、見たところそれがどうやらkekeのアドレスのようである。

「kekeめ、勝手に変えよって」と思い、家に飛んで帰りドンドンドンと部屋をノックして、「お前のPCのアドレスを教えてくれ。」と言うと、「今忙しいから後にしてくれ。」と言うので、「それどころじゃない、ヤフーのパスワードが分からなくなった」と言うと「はぁ~?」と言う。

「PCで遊んでる場合じゃない、とにかく今すぐ教えてくれ」と言うと、カンカンに怒り出す。
そこですったもんだをするのだが、重要なことはkekeは自分のPCアドレスを知らない、と言うか、プロバイダーのアドレスは使っていなかったのだ。なのでメアドもパスワードも何も知らないと言う。
「それじゃどうしてkekeのアドレスになっているのよ?」と言うと、身に覚えが全く無い、と言う。

そこで今度は誕生日から会員情報に入っていこうとするが、何とこれが開かない。幾ら誕生日を入れても開かない。(たぶん最初の入力が誤っていたのだろう)

私はパニック状態となり、kekeに大変な重要事態が起きた、これでは退会すらままならない、私は一生某サイトに死ぬまでお金を取られ続けることになるんだわ月々400円も、この先40年も50年も(こう言う時だけは長生きする予定)、と泣きそうな声で切実に訴えるが、kekeは「それは全て自分の落ち度ではないのか、そもそもどうしてパスワードをどこかに書いておかないのか。」と大変怒りだす。

それじゃまず、お前のメアドとパスワードをどこかで調べなきゃならないと言い、プロバイダーの会員サポートのページに行ってみるが、どうにもこうにもここから調べることができない。
どうしようどうしようどうしよう、もうダメ、絶対もうダメ、これから40年も50年もとまた繰り返すと、kekeが怒って洗濯物をぶん投げる。

そしてkekeは「プロバイダーから最初に届いた設定の紙に書いてあるのでは?」と言うが、「だってkekeの家族アドレスは後から追加したのだもの、そんな所に書いてないよ。」とどうしようどうしようと私はまたうろたえる。

しかし、どうにかしなくてはならない。
プロバイダーに問い合わせようと最初に届いた紙を出してみた。

すると、そこにまぎれもなく、kekeのそれっぽいアドレスとパスワードが書いてあった。

「あ、あった。」

そして無事に新しいパスワードに替えることができたのである。
(kekeもホッと安心したよう)

二人で登録画面を見ながら「たぶんこれは私がkekeのアドレスにしたんだな」と言うことがわかった。
そしてゴメンナサイをした。

kekeは「アンタが仕事をしている時に、自分が就職の相談をしてもそれどころじゃないだろう。」と言うので、「そんな事は無い。お前の就職の方が大切だ。私の仕事は日常の何でもないことだから。」と答えた。

私は4度も5度もkekeに繰り返し、自分でも携帯にセロハンテープで貼ることにした。
こうして私の携帯にはいろんなものが貼ってある。