きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

イオンモールに行ってみる

2013-05-26 | 車の練習
H市のイオンモールに行ってみよう思ったのは二日前である。

そして車を走らせ、トラブル一つなくH市にたどり着き(これだけ車に慣れたものよと自画自賛)、ここで忘れないようにしなきゃいけないのは、駐車場の位置P4の8番と言う事である。
これを忘れると帰りに車を探すのが難儀になる。(イヤと言うほど数限りなく経験済みである。)

そしていよいよ建物内に入ると、まず駐車場の出口が何売り場か、と言うのを脳内に叩きつける。
その一つのアクションがまたまた駐車場で迷子になる確率を減らしてくれる。今回の場合は化粧品売り場である。

最近悲しいぐらいに物忘れがひどいので、ボケ始めた父の心境をおぼろげながら想像してみることがある。
自分の記憶が自分のものでなくなった、怪しくなった、信じられなくなった時、どんなに不安になるだろう。想像できる。そして子供はつれない。

私はスタスタ歩くと、案外服屋が少ないことに気がついた。
靴、カバン、文具、「じぶんまくら」と言う自分にフィットする枕を作ってくれる店。
3Fのフードコーナーでは、この手の専門店街にありがちな店が見当たらない。
ドーナツもミスタードーナツではなく、ハワイ系のドーナツ屋である。
ラーメン屋も幸楽園やリンガーハットではない。値段もちょっと食べるにしても600円~700円台のようである。(この後に1Fにマクドナルドがあることを発見する。)
丸亀製麺はあった。よそより安いせいか並んでいた。

意外に雑貨屋みたいなのが多いなーそれも楽しいけど・・と思って1Fにうつると、服屋も数件あった。
が、よくこの手の建物にありがちなGAPやユニクロではなく、私はよく知らない店の名前。
さらに食品売り場に向かって行くと、その前に食材専門店みたいなものが幾つかあり、ちょっと見慣れない外国系の調味料を売ってるお店、いろんな珍しいお酒まで売られているお店、その中に「マルシェ」と言う名のソーセージ屋があり、いろんなジャムやペーストを売っていた。(もちろんソーセージも売っている。あとオシャレな飲む酢とか。)ジャムはキウイジャム、栗のペースト、黒ゴマペースト、ピーナッツバターならぬクルミのペースト・・・。

パン屋もいくつかあり、そのうちの一つを覗くと、イスとテーブルがあり買ったパンが食べられる・・だけではなく、ここは正式にはピザ屋だったのだ。ピザを注文して焼いてもらい食べる、そのついでにパンも買って食べられる、と言う感じ。(ピザは1枚800円程度。)

そして何よりも驚いたのが、惣菜(デリカ)コーナーの充実ぶり。(@_@)

100グラム198円だったかで、容器にセルフで詰めて精算できる。
容器も幾つか種類があって、普通のパック、3種類ぐらい詰められるパック、よくあるお弁当のようなパック。セルフで詰められるのは惣菜だけではなくて、サラダやライス類(パエリアや簡単寿司みたいなの)もある。
幾つかイスとテーブルもあり、それらをセルフで詰めて精算して、テーブルについてその場で食べることもできる。(それとは別に普通のレストラン店も同じ階に何軒かあるが。)

また更に奥に進むと、ここからはイオンの店でよくある惣菜が並んでいる。
が、こちらもセルフコーナーがあり、こちらは100グラム178円ぐらいである。
酢豚、レンコンの炒め物、八宝菜もあったかな?何種類かがセルフでパックに詰めて精算できる。もちろん、イオンによくあるお弁当類、パックのお惣菜はそのまま健在である。

しかし、この手の大型ショッピングモールがあれば、食べて買ってゲームでもして、親子で1日遊べるのではなかろうか。しかも最後にデリカコーナーで買い物すれば、家でそのままご飯も食べられる。
それも旅館のバイキングみたいだし。

それで私は充分目で心行くまま味わいながら、98円のおにぎり二つ(昼食に)と専門店で170円のナンプラーを買って、間違いなく化粧品売り場から立体駐車場に入り、P4の8番を探すと、モコはちゃんとそこにあり、乗り込んで帰りの帰途についた。

T男の腹痛にて

2013-05-26 | 友人
G子から電話が来た。
今困っているから相談したい、と言う。

G子の「困ってる」が、特にこの時間11時に掛かってくる「困ってる」は大したことでないと分かっていたけど、今日のは「明日どうすれば良いのか困ってる」。

何か困るのかと言うと、最近T男に会っている、土曜も日曜も会っている、今日も会った、20キロ歩いた、歩くのは私が好きだから、今日はT男が途中でお腹が痛いと言った、それでも歩いた、明日も歩くつもりでいるけれど、「そしたらオレも行く」と言う。私は家にいることにして、歩くのは止めさせた方がいいのか。

「ウソをつくことは無いのではないの?」と言うと、私が家に居ることが分かればT男は会いに来ないから、それに家でしたい仕事もあるみたいだけど、私が歩くなら行くと言うんだ、と言う。

「来たいなら来させれば良いのではないの?」と言うと、またお腹が痛いと言う話をする。
「それだったら、会うだけ会ってその時の様子で、歩くかお茶にするか決めたらよいんじゃないの?T男が来たいなら歩いてもいいと思うけど、それで後で具合が悪くなったら、G子は自分を責めてしまうからね、そうならないように様子を見て相談して考えればよいんじゃないのかな。」と言うと、それで話は決まった。

「sakeちゃんは彼とどう?」
「別に変わらないよ、最近私の車ででかけてるよ。」
「もう(私は)sakeちゃんの車でドライブできないね。」
「別に。休みの日は会わないもの。」
「映画行ったんでしょ?」
「行くとしても夜だよ。」

G子は「映画は私たち絶対ダメ、T男と暗いところなんていけない」と言う。


私はまたねっとりとした、どろっとした、これから来る夏の暑さを思い出した。

今はもう落ち着いた、もう他にいい人がいたらなんて思わなくなった、この前ケンカした、私が謝ったらT男も謝った、親戚に酒乱の人がいて血をひいてるのかななんて言ってた・・・

「もう何年だっけ。」
「3年。sakeちゃんは?」

5年と言ったけど、よく考えたらいつからなのか線引きできない。途中居なかった時期もあるし、何を持ってそうと言えるのか分からない。実はもっとうんと長いような気もする。何も無いような気もする。

同じようにこの先も見えない。
何も。


ポストに入ってたタウン誌は「1人で行動したい~!」と言う見出しで主婦の愚痴なるものがつづられていた。

束縛と自由。
あの人たちの人生、私たちの人生。
敵・味方・黒・白。
そんなこと考えながら、人はないものねだりばかりしてる、しょうもない生き物だ。

話がひと段落すると、G子はため息をついて、「なるようにしかならないね」等と言う。
私はあぁ、と言って「いつか神様が答えを出してくれるよ」と言う。
G子はアハハと軽く笑って、それじゃと電話を切った。


お陰で寝そびれてしまった。
今度は、10時以降は寝てるからメールにしてくれと言おうと誓う。

伊藤比呂美さんの「閉経期」が読めた。
ああ言う文章書いてみたい。