会社のある人のパソコンが開かなくなった。
途中までは立ち上がるのだが、「パスワードを入力してください」と言うのがでてきて、それがちゃんと合わないとデスクトップが開かないのである。
私は「エー?」と言って、「いつもパソコン使ってたじゃありませんか。」と言うと、「メールを携帯やタブレットに転送するのでずっと電源を入れっぱなしにしてた。誰かがパソコンの電源切ったからパスワードが分からないと開かない。」と言う。
「自分で決めたパスワードだから、ある程度推測がつくのでは?」と言うも何を入れても開かない開かないと言う。
「あ、そうだ!大文字小文字が逆になってるのかも?シフトを押しながら入力してみてはどうでしょう?」と言ってもダメ。近くにいた秀クンが「会社の名前じゃなかったでしたっけ?」と言うと、最初はそうだったけど、その後で変えた、名前とかそんなものなのに開かないと言う。
「それじゃ、ネットで方法を検索してみましょう。」と言うと、「sakeさん、調べておいて・・」と言い残して出て行った。
(いやぁ、この私でもそこまでマヌケなことはやらんわ。。)と思いつつ「同類相憐れむ」みたいな気持で検索してみたが、なかなか名案はないようである。リカバリーして初期状態に戻すのが一般的のようだ。
もうダメかも・・と思いつつ、パソコンに詳しい業者さんに電話してみた。
いつも困った時に相談に乗ってくれるそこのおじいさんはフンフンと聞き、「それはパソコンのリカバリーになってしまいますね。」と言う。
「リカバリーになってしまいますか。」
「そうですね、そのPCはウィンドウズの何ですか?」
「XPです。」
「XPまでなら解析ソフトがあります。ソフト屋さんなら持ってますから呼ぶこともできますよ。有料になりますが。」
「幾らぐらい掛かりますか。」
「そんなに掛かりませんよ、出張費用で1~2万ぐらいです。」
(えぇ・・・・(+o+))
たったこれだけのことで、1~2万とは。。。。
翌日の朝。
私はいつもより5分早く家を出ることができ、会社についた。
一人着替えると、その「開かない」パソコンをじっとにらみ、つかつかつかと近寄ってみた。
開かないはずがない、と信じて、キーボードを叩いた。
すると、二回目でデスクトップが現れた。
「開いちゃった・・・・・(@_@;)」
男はどうしてこう言う時に、ありきたりな誰でも分かるようなものにしておくのだろう。
よく「女の浮気はばれない」と言うけれど、男の詰めが甘いだけなのではないか。。。
携帯のロックもはずされるのはたいていが男の方である。
女のロックがはずされるなんて聞かないじゃないか。
私はできれば自分だと正体がばれないように、そのままにしておいて、黙っていた。
しかし、ばれた。
何故なら、その場に私しか居なかったからである。
その人からは一応喜ばれたが、ちょっと気まずくなった。
途中までは立ち上がるのだが、「パスワードを入力してください」と言うのがでてきて、それがちゃんと合わないとデスクトップが開かないのである。
私は「エー?」と言って、「いつもパソコン使ってたじゃありませんか。」と言うと、「メールを携帯やタブレットに転送するのでずっと電源を入れっぱなしにしてた。誰かがパソコンの電源切ったからパスワードが分からないと開かない。」と言う。
「自分で決めたパスワードだから、ある程度推測がつくのでは?」と言うも何を入れても開かない開かないと言う。
「あ、そうだ!大文字小文字が逆になってるのかも?シフトを押しながら入力してみてはどうでしょう?」と言ってもダメ。近くにいた秀クンが「会社の名前じゃなかったでしたっけ?」と言うと、最初はそうだったけど、その後で変えた、名前とかそんなものなのに開かないと言う。
「それじゃ、ネットで方法を検索してみましょう。」と言うと、「sakeさん、調べておいて・・」と言い残して出て行った。
(いやぁ、この私でもそこまでマヌケなことはやらんわ。。)と思いつつ「同類相憐れむ」みたいな気持で検索してみたが、なかなか名案はないようである。リカバリーして初期状態に戻すのが一般的のようだ。
もうダメかも・・と思いつつ、パソコンに詳しい業者さんに電話してみた。
いつも困った時に相談に乗ってくれるそこのおじいさんはフンフンと聞き、「それはパソコンのリカバリーになってしまいますね。」と言う。
「リカバリーになってしまいますか。」
「そうですね、そのPCはウィンドウズの何ですか?」
「XPです。」
「XPまでなら解析ソフトがあります。ソフト屋さんなら持ってますから呼ぶこともできますよ。有料になりますが。」
「幾らぐらい掛かりますか。」
「そんなに掛かりませんよ、出張費用で1~2万ぐらいです。」
(えぇ・・・・(+o+))
たったこれだけのことで、1~2万とは。。。。
翌日の朝。
私はいつもより5分早く家を出ることができ、会社についた。
一人着替えると、その「開かない」パソコンをじっとにらみ、つかつかつかと近寄ってみた。
開かないはずがない、と信じて、キーボードを叩いた。
すると、二回目でデスクトップが現れた。
「開いちゃった・・・・・(@_@;)」
男はどうしてこう言う時に、ありきたりな誰でも分かるようなものにしておくのだろう。
よく「女の浮気はばれない」と言うけれど、男の詰めが甘いだけなのではないか。。。
携帯のロックもはずされるのはたいていが男の方である。
女のロックがはずされるなんて聞かないじゃないか。
私はできれば自分だと正体がばれないように、そのままにしておいて、黙っていた。
しかし、ばれた。
何故なら、その場に私しか居なかったからである。
その人からは一応喜ばれたが、ちょっと気まずくなった。