きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

「さよなら」/西野カナ

2013-11-28 | 歌謡曲・カラオケ
今、西野カナちゃんの「さよなら」を何度も何度も聴いている。

最初に聴いた時から好きで、何回聴いてもはまる。
大好きな恋人が夢を追いかけるのについていけなくて、彼の方からさよならを告げられてしまう歌なのだが、「きっとまた会えるよ」「10年後も会えるよ」と彼を責めるでもなく自分を奮いたたせている歌詞が何ともせつない。


 >好きという気持ちだけじゃ
 >ダメなんて 信じたくないけど
 >もう どうしようもないの

ここから


 >君と出逢えた
 >君を愛した
 >その言葉には一つも嘘はないから

ここに至るところの伴奏がシーンと静まるところが、キュンと泣ける。

昔、キャンディキャンディと言う有名漫画で、主人公のキャンディが相思相愛のテリィと別れる時に、「生きていれば、きっと会える」と思いながら別れて行くのだが、あの場面の再来のように泣ける。

オバサンは、泣いてるよ。。。カナちゃん。。。。
この歌はいいわ。。これから覚えよう。歌えるかどうか分からないけど。。。



この前、Aさんに「息子はどうした?」と言われて、「あぁバイトや勉強をしていますよ。」と私は言い、「もう好きにしていいと思うんです。だって、したくないことを頑張ってして80歳まで生きるのと、好きなようにして40歳で死んでしまうのも変わらないと思うから。」

そう言って、少し身構えた。
Aさんが「何言ってるんだ、そんなんじゃダメじゃないか」と言うと思ったからだ。

でも、Aさんは「そうだね。」と言った。


Aさんは朝から晩まで仕事や、慈善事業の手伝いやら、頼まれごとであちこち動いていた。

「5年で完治と言うけれど、8年経って再発することもあるんだ。それは検査をすればすぐに分かるんだって。再発か、新しいものかが。」
「自分の葬式を見てみたい。いったいどのぐらいの人が集まるのか。」
それが自分の生きて来た証だから、とAさんは言った。

Aさんはもう残された時間がたくさんはないと思ってるんだ。
「あんなことになって体を大切にしないのかと言われていることも分かってるよ、でもそれは病気になったことがないから言えるんだ。」

せめてAさんが動きやすいように環境を作って行こう。
それが今の私ができることなんだから。

そして、それができなくなった時からは、誰かに何かしてもらうことより、誰かに何かできることを考えていこう。
目の前に居る人、縁のあった人に自分ができること。

そして、自分のために自分が生きててよかった、と思えるためにできること。
そんなことを考えて行こう。
 


・・・とカナちゃんの歌を聴きながら銀行に行ったら、通帳を忘れてまた出直しになってしまった。(トホホ)