きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

失恋

2013-11-30 | 息子keke
kekeと、本八幡駅の殺人事件のニュースを見ていた。

「へぇー」
と私は言い、「男の人の方が失恋のダメージが大きいのかな?女の人が男の人を殺すって言うのは聞かないよねぇ。」と言うとkekeが「そうらしい。」と言う。

kekeは「失恋は、男はまっすぐな道で、女は曲がり角らしい。」と言う。
男はまっすぐな道なので、時間が経っても振り返ればその地点がいつまでも見えてしまうけれど、女は曲がり角だから、過ぎてしまえば振り返ってももう(過去の恋は)見えない、と言う。

「なるほどねぇー」
そうかも、と私は言い、「男の人も気の毒だけど、恋愛は絶対こうって言うのはないよ、人の心は変わるものだからね、永遠の愛が当たり前だと思ったら大間違いだよ。」と言った。

kekeは「だから、金が一番だと思う。」と言うので、「金か・・金も大事だけど。」と私は言い、金が一番だと思うと金がなければ不幸せになってしまう。お金がなくても幸せになれる方法はあるよ。自分の気の持ちようで。」

でも、kekeは金しか信用しないと言う。

「自分の人生を追いかけていくことが大切なんじゃないかな」と私は言った。

関わる人達はその時その時で過ぎて行くものだと思って、自分の人生を見失わないこと。
それがしっかりしていれば、誰かが去って行っても、自分の人生は見失わないのではないか。
そんな話をした。

私は口下手で上手に説明できないので、うまくは伝えられなかった気がする。

去っていくものだから、「今」を大切にしたい。
今、ここにこうして一緒にいられることを大切にしたい。

去った後も歩き続ける勇気をもつために。

やっぱりうまく言えなかった。^^;


でも、私はkekeが世の中で一番お金が大切だと、心底思っているとは、思っていない。
kekeは本当は優しい子なのだ。

たぶん、父親が去っていったことが今でも哀しみになっているのだろうか。
私はここで反省してしまう。
父親が去って行ったとしても、それはおそらく「見捨てた」わけではないこと。
それを私ができることで、伝えさせてあげたかった。


まぁ過去の事を言っても始まらない。
物事にはなんだって、いいことと悪いことはあるのだから。
 
できなかったことは、今からすればいいのさ。
できる範囲で。