きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

桜も盛り

2015-04-04 | 友人
今日は天気が悪く気温も12度ぐらいしか上がらないと聞いていたので、ハイネックのシャツに分厚いカーディガンをはおって出たけれど、ぶるぶる震えるようなことはなかった。
やはり春になっているんだ!と思う。

桜は花が重たそうに咲いている。

あの人は「花見はしない」と言っていた。
病気と闘っていた頃、桜がまっさかりで、花見をしている人を見ると今でも思い出すからだという。

そう言えば、私も元夫で心底傷ついた頃、地雷になるような場所も名前も噴出すものが何もかも、耳にしたくないことが、たしかあったような気がする。
でも、病気は誰が悪いわけではないし、今は元気なんだし、誰かに裏切られたわけでもないのに、そんな気持になるなんて、いつか私も分かるようになるのだろうか。

今日はG子から電話があり、特に用事はなかったようだ。

娘も帰ってこないから、仕事帰りに桜を見ていると言う。
そこは地元でも名所で、定期で行けるから来てみたと言う。
電話の外はにぎやかで子供の声も酔っ払いの声も入っていた。

T男には3月会わなかったとG子は言い、「私の方が忙しいから」と言う。仕事もあるしサークルも練習しないとならないから、T男はたぶん今日はメールが来なかったから家に戻ったんだと思う、と普通に言う。1人だと昼頃メール来るから、と言う。

「生き死にの病気になると桜もキライになるものかな。」と言う話をすると「妹も桜見れたって言ってたよ、最後の桜の時」と言って、「桜であと何回って数えるよね、私もあと何回みれるのかな」等と言うので、「私達はまだでしょ、まだ何回も見れるでしょうよ」と言うと、「もう(自分なんて)いなくなってもいい、明日だって別にいい」と言うので、「私もそうだけど。」と言った。

だから私はたぶん、そう言う風には思わないのではないかと今は思うんだけど。


「でも、G子はそのうち孫に会えるもん。T子ちゃんも正社員で働いているし長生きすればいいことあるよ。」と言うと、「(娘は)私に面倒をみさせようと策略してる。」と言い「そんなのやだよ。」と言う。

「そうね、私も今から赤ちゃんの世話なんて無理かも。2時間おきに夜泣きって会社の人が言ってた。」
もうあんなの今じゃ無理かも、と言うと、「そうでしょう?」と言う。

でもやっぱりこの先に孫とか会えるなら、頑張って生きていようって思えるかも、と私は思うんだけど。

「あなたは何に向かって生きているの?」と言うと、彼は珍しく返事に困っていて、「最後にどうなりたいの?ってことよ、だって人はそういうのに向かって行くんじゃないの?」と言うと、なんだろう?なんだろう?でもたぶん仕事なんじゃないかな、と言っていた。

G子だったら何て言うだろう。
今度訊いてみよう。

今の私は、安心したい。
安定したい。
もう大丈夫だよ、ってそういうものに出会って、心を許したい。


明日サークル休もうかなと言うので、「T男と過すよりそっちを選んでるG子が分からんわ」と言うと、T男も同じ事を言うそうだ。何人もの人にマグロと言われた、お前止まると死んじゃうだろとよく言われると言うので、やはりマグロとはそういう意味で定着しているのかなぁ、それともG子がオーバーなのかなぁ、とまた余計なことを考える。

G子は桜きれいだけど、1人は淋しいけどねと言いながらも、一周してから帰ると言うので、すごく淋しいわけではないのだろう。


クックパッドから名古屋名物世界の山ちゃん風の手羽先から揚げを作ってみた。
これは我ながらなかなかおいしくできたと思う。前に作った前に作ったダイショーの手羽唐みたいな味。
クックパッドからひじきご飯も初挑戦。ひじきはめったに使わなかったのでどのぐらいの長さにして良いか迷った。混ぜご飯ならもっと短い方が食べやすいかったかも。