今日も採れたて野菜の店に行くと、もうシャッター前で待っている人がいる。
この方が、一番最初に私に声をかけてくれた方である。「うちはこの上にあるんだ。今度お茶を飲みにおいで。」といつも言ってくれるおばさんである。
「おや、久しぶりだね。」と言うので、「ここんとこ土曜の朝が都合が悪くて、日曜に来ていたんです。」と答える。
「あ、そう言えばあのいつもいらっしゃるあの人、名前が分からないけれど。」と言うと、それだけで話が通じたようで、「あぁあぁ、あの自転車で来る人。」と言うので、「そうそう、あの方も先週日曜に来てましたよ。ここで会いました。」と常連の72歳のおばあさんの説明をすると、「そうなのかい。」と言われる。
「アナタまたイチゴ?」と言うので、「そうですね、あとタケノコとか。」と答えると、「私はトマトだね。ここのトマトはおいしいよ、それからキュウリ。」とこれまた72歳のおばあさんと同じ狙いなので、「やはりここのトマトは特別おいしいんだな。」と心してかかる。
そろそろ常連の女性がやってきて世間話に花を咲かす。
私に最初に声を掛けてくれたお茶に誘ってくれるおばさん(何と略せばいいのだろう、お茶のみさんとでも呼べばいいのだろうか)は上の息子さんと一緒に暮らしていて、その息子さんはお茶のみさんのことをボケないように心配して、昨日や一昨日の晩ご飯は何だったか尋ねるそうである。
「でもそれが逆にストレスになっちゃうのよね。」とお茶のみさんは言い、周りの常連さんは「男の子は優しいのよ。」「娘とは違うわ。」と口々に言うが、うちのkekeにその優しさはゼッタイ無いな・・・と確信した。
ボケられたら困るとは考えるかもしれないが、そのためにわざわざ自分から会話をして母親の頭を回転させようとまではしないだろう。お茶のみサンの息子さんも、どちらかと言うとお母さんのためというより、我が身のために必死で母親の現状維持をもくろんでいるのではないだろうか。。。(でもお茶のみサンは息子がかまってくれるのがうれしくてたまらないようだった。)
また隣にはさらに年配の(見た目80歳以上)のおばあさんもおり(車で遠くからお越しのよう)、「今年のタケノコはこわい」と言うので、「こわいとは?」と私が尋ねると、他のおばあさんが「固いってことよ。」と言う。
80歳のおばあさんは「他の所でも買ったけどどこのも今年はこわい。」と言い、「採る前に1度雨が降らないとねぇ」と言い、「野菜は天気に左右されるからねぇ」と口々に話している。
さて、開店。
私もお茶のみサンの後に続き、トマト売り場に行きトマトを見た瞬間、さっと別の入口から強引に入ってきた人がいて、トマト、3つしかないうちの2つをカゴに入れてしまった。(最初の1つはお茶のみサンが手に出来た。)
トマト狙いではなかったが、これには内心ムッとしてしまう。
少なくてもそうするにはもっと早くから来て並ぶべきではなかろうか。少なくてもこの第一陣の中にはその人はいなかった。
そして私はこの時に分かった。
「昨日来たけど買えなかった」と言っていた常連さんがいた意味も、72歳のおばあさんが土曜に来なくなった理由も。(その時に一人で買っちゃう人がいると言われていたのがこの人のことだったのかもしれない。)
何だかなぁと思いながら会計を済ましている時に携帯がなって慌てて出てきたので、ニラを買い物袋に入れるのを忘れてしまったようだ。また明日気が向いたら買いに行こう。
今までキュウリはめったに買わない野菜だったが、評判がいいので買ってみた。作ってみたのはこれ。クックパッドで見た「きゅうりのカリカリ漬け」なるものである。
おいしくできたが、キュウリの分量が少なかったのでもうちょっと味を薄くしてもよかった。また作ってみようと思う。
今日こそ出かけたいと思ったが、こうして朝イチに野菜を買い、タケノコでもゆでているとあっという間に昼になってしまう。午後に図書館に行ったりするともう日も傾いてしまう。
この方が、一番最初に私に声をかけてくれた方である。「うちはこの上にあるんだ。今度お茶を飲みにおいで。」といつも言ってくれるおばさんである。
「おや、久しぶりだね。」と言うので、「ここんとこ土曜の朝が都合が悪くて、日曜に来ていたんです。」と答える。
「あ、そう言えばあのいつもいらっしゃるあの人、名前が分からないけれど。」と言うと、それだけで話が通じたようで、「あぁあぁ、あの自転車で来る人。」と言うので、「そうそう、あの方も先週日曜に来てましたよ。ここで会いました。」と常連の72歳のおばあさんの説明をすると、「そうなのかい。」と言われる。
「アナタまたイチゴ?」と言うので、「そうですね、あとタケノコとか。」と答えると、「私はトマトだね。ここのトマトはおいしいよ、それからキュウリ。」とこれまた72歳のおばあさんと同じ狙いなので、「やはりここのトマトは特別おいしいんだな。」と心してかかる。
そろそろ常連の女性がやってきて世間話に花を咲かす。
私に最初に声を掛けてくれたお茶に誘ってくれるおばさん(何と略せばいいのだろう、お茶のみさんとでも呼べばいいのだろうか)は上の息子さんと一緒に暮らしていて、その息子さんはお茶のみさんのことをボケないように心配して、昨日や一昨日の晩ご飯は何だったか尋ねるそうである。
「でもそれが逆にストレスになっちゃうのよね。」とお茶のみさんは言い、周りの常連さんは「男の子は優しいのよ。」「娘とは違うわ。」と口々に言うが、うちのkekeにその優しさはゼッタイ無いな・・・と確信した。
ボケられたら困るとは考えるかもしれないが、そのためにわざわざ自分から会話をして母親の頭を回転させようとまではしないだろう。お茶のみサンの息子さんも、どちらかと言うとお母さんのためというより、我が身のために必死で母親の現状維持をもくろんでいるのではないだろうか。。。(でもお茶のみサンは息子がかまってくれるのがうれしくてたまらないようだった。)
また隣にはさらに年配の(見た目80歳以上)のおばあさんもおり(車で遠くからお越しのよう)、「今年のタケノコはこわい」と言うので、「こわいとは?」と私が尋ねると、他のおばあさんが「固いってことよ。」と言う。
80歳のおばあさんは「他の所でも買ったけどどこのも今年はこわい。」と言い、「採る前に1度雨が降らないとねぇ」と言い、「野菜は天気に左右されるからねぇ」と口々に話している。
さて、開店。
私もお茶のみサンの後に続き、トマト売り場に行きトマトを見た瞬間、さっと別の入口から強引に入ってきた人がいて、トマト、3つしかないうちの2つをカゴに入れてしまった。(最初の1つはお茶のみサンが手に出来た。)
トマト狙いではなかったが、これには内心ムッとしてしまう。
少なくてもそうするにはもっと早くから来て並ぶべきではなかろうか。少なくてもこの第一陣の中にはその人はいなかった。
そして私はこの時に分かった。
「昨日来たけど買えなかった」と言っていた常連さんがいた意味も、72歳のおばあさんが土曜に来なくなった理由も。(その時に一人で買っちゃう人がいると言われていたのがこの人のことだったのかもしれない。)
何だかなぁと思いながら会計を済ましている時に携帯がなって慌てて出てきたので、ニラを買い物袋に入れるのを忘れてしまったようだ。また明日気が向いたら買いに行こう。
今までキュウリはめったに買わない野菜だったが、評判がいいので買ってみた。作ってみたのはこれ。クックパッドで見た「きゅうりのカリカリ漬け」なるものである。
おいしくできたが、キュウリの分量が少なかったのでもうちょっと味を薄くしてもよかった。また作ってみようと思う。
今日こそ出かけたいと思ったが、こうして朝イチに野菜を買い、タケノコでもゆでているとあっという間に昼になってしまう。午後に図書館に行ったりするともう日も傾いてしまう。