家に帰ると、やはりkekeはおらず。
昼間むりやり会社を抜けて家まで行かなかったら、未だにどうしているのか分からない状態だったのだろうか。
高校の同級生で息子を亡くした友達がいた。
事故で亡くしたそうである。
きっと、こんな風に何でもないいつもの光景からある日突然息子がいなくなったのだろうな、と考えた。決して他人事ではない。
今、読んでいるのが「思い通りにいかないから人生は面白い」曽野綾子さんである。
(ほんと、思い通りに行かないわよね)とタイトルにつられて借りてみた。
まだ最初しか読んでいないが、
「人生なんて急に豹変して何が起こるか分からないものですよ。あの戦争の体験を1度すると分かります。東京大空襲の時に、隅田川を雪のようなものがひらひら流れていました。人の骨だったようです。」
「東北の地震では救援物資も届いたし仮設住居もできたが、戦争はあんなもんじゃない。助けたくても日本中誰も助けることができなかった。(手段が無い人は)スリや強盗、それもできなければ乞食になるしかなかった。」
そんなことがサラリと書いてある。
「人生は次の瞬間何が起こるか分かりません。安定、安定、って何を言っているのかと思う。そんなものはないんですよ。いいこととしょうもないことは表裏一体。でも不幸の中でもいいことは必ずみつかります。」
「」の抽出は原文通りではなく、私の勝手な要約である。(そこを見つけだすのが大変だったので、勝手に要約した。)
こんな本を読みながら、「あぁ。kekeの身に何かがあっても、もう私の手の届く所ではないんだな。その時はその時で受け入れていくしかない。」と思った。
でも、結局仕事を抜けてまでして、家に様子を見に行ったのだが。
kekeが戻らない週末、好きなマグロを買ってあった。
それをお醤油、みりん多め、ワサビ少々で「漬け」にしておいたが、帰ってこないので、鍋にして食べることにした。
マグロの漬けとねぎで煮て、その漬け汁を入れてみた。
みりんが多めだったのもあって、おいしく食べられた。ワサビも入っていたのでどうかなぁと思ったけれど、少ししか入れてなかったのであまり味がしなかった。
たしか「ねぎま鍋」と言う名前だったと思う。
両親が晩年、このねぎま鍋が大好きで毎日のように食べていた。
私は若い頃は鍋があまり好きでなかったので、ほとんど食べなかった。
今はおいしい。
kekeが自分で買ったイングリッシュマフィン。
賞味期限が過ぎたのを見計らって、ツナを挟んで食べた。
しかし、この曽野さん、やなせたかしさん、瀬戸内寂聴さん、身を持って体験している人は絶対戦争反対である。
やはり私はどこか平和ボケしていると思う。
アメリカは自分の領土で悲惨な体験をしたことがないから分からないのだろう。
写真や話でしか聞いたことしかないのと、実際に体験しているのとではきっと違う。私は分かっているようなフリをしてるが、その悲惨さは何も分かっていない。骨が舞っていたなんて普通にサラリとは書けない。
やなせさんが書いたように、戦争は絶対にしてはいけないもので、そのどちらにも正義はないのだと思う。
昼間むりやり会社を抜けて家まで行かなかったら、未だにどうしているのか分からない状態だったのだろうか。
高校の同級生で息子を亡くした友達がいた。
事故で亡くしたそうである。
きっと、こんな風に何でもないいつもの光景からある日突然息子がいなくなったのだろうな、と考えた。決して他人事ではない。
今、読んでいるのが「思い通りにいかないから人生は面白い」曽野綾子さんである。
(ほんと、思い通りに行かないわよね)とタイトルにつられて借りてみた。
まだ最初しか読んでいないが、
「人生なんて急に豹変して何が起こるか分からないものですよ。あの戦争の体験を1度すると分かります。東京大空襲の時に、隅田川を雪のようなものがひらひら流れていました。人の骨だったようです。」
「東北の地震では救援物資も届いたし仮設住居もできたが、戦争はあんなもんじゃない。助けたくても日本中誰も助けることができなかった。(手段が無い人は)スリや強盗、それもできなければ乞食になるしかなかった。」
そんなことがサラリと書いてある。
「人生は次の瞬間何が起こるか分かりません。安定、安定、って何を言っているのかと思う。そんなものはないんですよ。いいこととしょうもないことは表裏一体。でも不幸の中でもいいことは必ずみつかります。」
「」の抽出は原文通りではなく、私の勝手な要約である。(そこを見つけだすのが大変だったので、勝手に要約した。)
こんな本を読みながら、「あぁ。kekeの身に何かがあっても、もう私の手の届く所ではないんだな。その時はその時で受け入れていくしかない。」と思った。
でも、結局仕事を抜けてまでして、家に様子を見に行ったのだが。
kekeが戻らない週末、好きなマグロを買ってあった。
それをお醤油、みりん多め、ワサビ少々で「漬け」にしておいたが、帰ってこないので、鍋にして食べることにした。
マグロの漬けとねぎで煮て、その漬け汁を入れてみた。
みりんが多めだったのもあって、おいしく食べられた。ワサビも入っていたのでどうかなぁと思ったけれど、少ししか入れてなかったのであまり味がしなかった。
たしか「ねぎま鍋」と言う名前だったと思う。
両親が晩年、このねぎま鍋が大好きで毎日のように食べていた。
私は若い頃は鍋があまり好きでなかったので、ほとんど食べなかった。
今はおいしい。
kekeが自分で買ったイングリッシュマフィン。
賞味期限が過ぎたのを見計らって、ツナを挟んで食べた。
しかし、この曽野さん、やなせたかしさん、瀬戸内寂聴さん、身を持って体験している人は絶対戦争反対である。
やはり私はどこか平和ボケしていると思う。
アメリカは自分の領土で悲惨な体験をしたことがないから分からないのだろう。
写真や話でしか聞いたことしかないのと、実際に体験しているのとではきっと違う。私は分かっているようなフリをしてるが、その悲惨さは何も分かっていない。骨が舞っていたなんて普通にサラリとは書けない。
やなせさんが書いたように、戦争は絶対にしてはいけないもので、そのどちらにも正義はないのだと思う。