私が食品添加物の本を読んで急に健康オタクになってから2ヶ月近くになろうとしている。
やめればいいのに、また読んでしまった。今回読んだのは「スーパーの裏側―安全でおいしい食品を選ぶために」(川岸宏和さん)と「ほんとうにおいしいものはお店で買えない」(手島奈緒さん)である。
ちなみに川岸さんの「外食の裏側を見抜くプロの全スキル、教えます。」も読んだ。それはこのサイトである程度の内容を読むことができる。(あまり知りたくない方はリンク先に飛ばない方がいいだろう。)
読んでも食べ物が怖くなるだけだと分かっているが、こうなると怖いものみたさのような感じでページをめくる。でもさすがに何冊も読むとビックリボケなのか、もう驚かなくなった。野菜の農薬、肉に使われる抗生剤や遺伝子組み換え飼料、魚は海の汚染・・・今の時代に何を食べても完全に自然なものはほとんどないように思われた。
2月に初めて添加物の本を読んだ頃はまだビックリだったので、Aさんに「知ってる?」と言ったら、珍しく私の話に食いついてきて、実は私よりもよく知っていた。(Aさんは大病を患ったからのようだ。)
「いつから知ったの?」と言うと2年前だと言う。そう言えば急にハイボールや赤ワインを飲みだしたのもその頃だったなと思い出した。
それから会えば必ずそういう話になるが、この前はどんな本を読む?と言う話題から、「最近やなせたかしの本が面白い。戦争の体験談や、健康の本も面白いし、アンパンマンは60歳でヒットしたんだよ。93歳まで元気だったんだ。売れる前も前向きで語りが面白いの。」と自慢げに言って、腹は7分目がいいんだって、と言うと、Aさんはそうそうと言い、「1日1食でいいんだよ、江戸時代はそうだったんだから。」と言う。
「1日1食?!」と驚くと、「そうだよ、タモリも1日1食。『タモリ 1日1食』で検索かけてみるとヒットするよ」と言うので、家に帰ってから本当に検索してみると、1日1食にしている芸能人が案外いることを知った。
タモリさん、ビートたけしさん、京本政樹さん、ガクトさんなど。この顔ぶれからしても、お金がないから1日1食にしているようには見えず、むしろ健康を意識している方々ばかりなのだろうと思われる。(その分いいものも食べているのだろうが。)
前に「長寿遺伝子」のことをブログにちらっと書いたが、(生物は飢餓状態を起こす事で長寿遺伝子が活発になるらしいと言う話である。)これにはまた反論する意見があり、飢餓状態が身体を長寿にするのではなく、食べる物を少なくするので添加物を取らずに済んでいるからではないか?と考える人もいるらしい。
いずれにしても「暴飲暴食が健康です」と書かれているものは一切無いし、90代まで生きたやなせたかしさんや、五木寛之さんが「腹7分目がいい」と言うので、私も今より控えめにしてもいいぐらいなのだろう。栄養素さえしっかり取れていれば。どこぞやの宗教の国ではたしか食べない日があるわけだし。(そういう昔からの知恵は最近の技術開発より侮れないように思う。)
前置きは長くなったが、昨日は朝小さなひじきご飯のおにぎりと、ブリの煮つけの残りを1切れ食べ、それから夜まで何も食べなかった。無理してそうなったわけではなく、出かける用事があったりして外で食べるのもお金がもったいないのでそうなってしまった。
夕方ものすごく腹が減ってきた。
これを私は「快感だな、よしこれから食べるぞ」と思った。
家に帰って、目に付くものから食べ始めていた。
本当はブロッコリーも先にゆでたかったが、それより早くできるもの。
さっき買ったニラと豚肉と卵で、ニラタマ。
煮てあった油揚げでご飯をつめていなり寿司。
それを思いっきりガツガツ食べた。
ただ無心で。
食べたい!としか思わなかった。
おいしかった。
あぁ、生きてるってこういうことかもしれない。
それからブロッコリーをゆでたり、カブの葉もゆでなければならなかったが、満腹になったらどうでも良くなってきたので、やめた。腹が減っている時の集中力はもうなくなり、ぼ~っとしているどうでもいい自分に戻っていた。
私は今までこういう子育てをしてこなかった。
常に「ご飯は朝昼晩食べさせなければならない」いや、その前から「何時間おきにミルクをあげなければいけない、それもできれば母乳で。」こういう子育ての仕方をしてきた。
そしてそうならない事に罪の意識を感じ、子供を責めてきた。
その育て方は狭いケージに入れられて決まったエサを与えられるニワトリにどこか似てはいないだろうか。
食べたい!と思った時に作る。
そしてそう言う時こそ、人は真の力を出すし、心も充実する。
1日1食にするつもりはないが、食事の量を減らして適度に空腹感を作るようにしていきたいと思う。
その時作ったニラタマ。
とてもおいしかった。
ケンタロウのレシピで、味付けは酒・オイスターソースと塩コショウだけ。
(数日後、同じ材料でこの通りに作ってみたら何か違う・・ニンニクとショウガのみじん切りを書くのを忘れました。失礼いたしました。)
やめればいいのに、また読んでしまった。今回読んだのは「スーパーの裏側―安全でおいしい食品を選ぶために」(川岸宏和さん)と「ほんとうにおいしいものはお店で買えない」(手島奈緒さん)である。
ちなみに川岸さんの「外食の裏側を見抜くプロの全スキル、教えます。」も読んだ。それはこのサイトである程度の内容を読むことができる。(あまり知りたくない方はリンク先に飛ばない方がいいだろう。)
読んでも食べ物が怖くなるだけだと分かっているが、こうなると怖いものみたさのような感じでページをめくる。でもさすがに何冊も読むとビックリボケなのか、もう驚かなくなった。野菜の農薬、肉に使われる抗生剤や遺伝子組み換え飼料、魚は海の汚染・・・今の時代に何を食べても完全に自然なものはほとんどないように思われた。
2月に初めて添加物の本を読んだ頃はまだビックリだったので、Aさんに「知ってる?」と言ったら、珍しく私の話に食いついてきて、実は私よりもよく知っていた。(Aさんは大病を患ったからのようだ。)
「いつから知ったの?」と言うと2年前だと言う。そう言えば急にハイボールや赤ワインを飲みだしたのもその頃だったなと思い出した。
それから会えば必ずそういう話になるが、この前はどんな本を読む?と言う話題から、「最近やなせたかしの本が面白い。戦争の体験談や、健康の本も面白いし、アンパンマンは60歳でヒットしたんだよ。93歳まで元気だったんだ。売れる前も前向きで語りが面白いの。」と自慢げに言って、腹は7分目がいいんだって、と言うと、Aさんはそうそうと言い、「1日1食でいいんだよ、江戸時代はそうだったんだから。」と言う。
「1日1食?!」と驚くと、「そうだよ、タモリも1日1食。『タモリ 1日1食』で検索かけてみるとヒットするよ」と言うので、家に帰ってから本当に検索してみると、1日1食にしている芸能人が案外いることを知った。
タモリさん、ビートたけしさん、京本政樹さん、ガクトさんなど。この顔ぶれからしても、お金がないから1日1食にしているようには見えず、むしろ健康を意識している方々ばかりなのだろうと思われる。(その分いいものも食べているのだろうが。)
前に「長寿遺伝子」のことをブログにちらっと書いたが、(生物は飢餓状態を起こす事で長寿遺伝子が活発になるらしいと言う話である。)これにはまた反論する意見があり、飢餓状態が身体を長寿にするのではなく、食べる物を少なくするので添加物を取らずに済んでいるからではないか?と考える人もいるらしい。
いずれにしても「暴飲暴食が健康です」と書かれているものは一切無いし、90代まで生きたやなせたかしさんや、五木寛之さんが「腹7分目がいい」と言うので、私も今より控えめにしてもいいぐらいなのだろう。栄養素さえしっかり取れていれば。どこぞやの宗教の国ではたしか食べない日があるわけだし。(そういう昔からの知恵は最近の技術開発より侮れないように思う。)
前置きは長くなったが、昨日は朝小さなひじきご飯のおにぎりと、ブリの煮つけの残りを1切れ食べ、それから夜まで何も食べなかった。無理してそうなったわけではなく、出かける用事があったりして外で食べるのもお金がもったいないのでそうなってしまった。
夕方ものすごく腹が減ってきた。
これを私は「快感だな、よしこれから食べるぞ」と思った。
家に帰って、目に付くものから食べ始めていた。
本当はブロッコリーも先にゆでたかったが、それより早くできるもの。
さっき買ったニラと豚肉と卵で、ニラタマ。
煮てあった油揚げでご飯をつめていなり寿司。
それを思いっきりガツガツ食べた。
ただ無心で。
食べたい!としか思わなかった。
おいしかった。
あぁ、生きてるってこういうことかもしれない。
それからブロッコリーをゆでたり、カブの葉もゆでなければならなかったが、満腹になったらどうでも良くなってきたので、やめた。腹が減っている時の集中力はもうなくなり、ぼ~っとしているどうでもいい自分に戻っていた。
私は今までこういう子育てをしてこなかった。
常に「ご飯は朝昼晩食べさせなければならない」いや、その前から「何時間おきにミルクをあげなければいけない、それもできれば母乳で。」こういう子育ての仕方をしてきた。
そしてそうならない事に罪の意識を感じ、子供を責めてきた。
その育て方は狭いケージに入れられて決まったエサを与えられるニワトリにどこか似てはいないだろうか。
食べたい!と思った時に作る。
そしてそう言う時こそ、人は真の力を出すし、心も充実する。
1日1食にするつもりはないが、食事の量を減らして適度に空腹感を作るようにしていきたいと思う。
その時作ったニラタマ。
とてもおいしかった。
ケンタロウのレシピで、味付けは酒・オイスターソースと塩コショウだけ。
(数日後、同じ材料でこの通りに作ってみたら何か違う・・ニンニクとショウガのみじん切りを書くのを忘れました。失礼いたしました。)