きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

霧雨の歩道

2015-07-01 | 歌謡曲・カラオケ
今日は雨だ。

車の中から雨を見る。
雨でも、いや雨だからこそ写る景色もあるはずである。
今年は雨のいいところを発見していきたいのだ。

(雨のすてきな写真を撮りたいなぁ・・・)と考える。

するとふいに
 ♪銀色の雨降るしずかな夜~♪
と言う歌が浮かんでくる。

これは父がよく歌ってた加山雄三の曲である。

銀色の雨の中、若いカップルが歩いている。
どうやら一つのコートを二人で肩にかけているらしい。
(↑何となく昭和の光景ですな)
女の子がウルウル大きな瞳で見つめるのを「淋しいの?くちづけしてあげようか?」という加山雄三さん。
何ともロマンチックなレトロなラブソングなのである。

私が中学生になることは、父は加山雄三からだんだん卒業しつつあり、さだまさしの「関白宣言」を歌っていて、続いて出たシングル「親父の一番長い日」を「何分何秒の一番長い曲」とやたら喜んで自慢していた記憶があるので、加山雄三や裕次郎にはまっていたのはそれ以前、小学生の頃かもしれない。

※余談だが、その「親父の一番長い日」と言う歌は、たしか娘を嫁にくださいと言う若者が現れた時の父親の葛藤を歌った曲だったと思う。(何ひとり妄想してるんやねん)と個人的に父に対して腹立たしく思った記憶がある。


話は戻って加山雄三である。

私はそういう「銀色の雨降るしずかな夜」というテーマで写真が撮りたいと妄想する。

そういう妄想をかかげながらキョロキョロしながら運転してみるが、この雨は銀色にはなりそうにない。この場所も銀色の雨降る街並みには見えない。

やはりこういうのは場所が大切なのだろうか。
銀色の雨降るしずかな夜。

・・・というと横浜辺りになるのだろうか。


ちなみにこの加山雄三の歌のタイトルがどうしても分からない。
「銀色の雨」では当たり前すぎる。でもたしか「雨っぽい」タイトルだったような気がする。
生々しい恋人たちをメインとしたタイトルではなかった気がする。

幾ら考えても分からないので、検索して調べてみた。
曲のタイトルは「霧雨の歩道」である。

なっとく。
そう、そういうテーマの雨の写真が撮りたい。