月曜日、会社に行くとお中元が配られていた。
うちの会社はボーナスが無い代わりに、社長がお中元を配ってくれるのである。だいたいエライ人は机の足元に3つあり、下々の者は足元に2つある。それもビミョウにランク分けされていて、下々でもさらに下の者は(それはつまり私である)2つのうちの1つが小さい方のビールの箱で、もう1つがあまりうれしくないもの(コーヒーかお菓子)なのである。下々のクセに図々しいかもしれないが、私はコーヒーも苦手で(味ではなくおなかがおかしくなる)、お中元で届くような有名メーカーの菓子はだいたいが私には甘すぎて苦手なのである。
その某有名メーカーの菓子で、ヨッ○モックというメーカーがあるのだが(よくデパートの地下に入っている)、そこの菓子がうちの会社では不評である。あそこのお菓子を送ってくれる人が若干2名いるのだが、最初にちょっとつまんで、後はそのまま誰も食べなくなる。私に言わせれば、甘すぎる。一昔前はあれでも良かったが、今時はもっと甘さ控えめでおいしいものがいくらでもあるので、人気がないのだ。そもそも個数が多いので、ちょっと食べても減らず、いつまでたっても万年減らない。
そのお菓子を送ってくれる人の1人がTUKAさんという人である。
前にも書いたが「TUKA」と言うのは仮名である。風貌が「はねるのとびら」に出てくる塚地(コンビ名忘れた)に似ているので、私が勝手にここでそう仮名したのである。その人が、うちの会社とは切っても切れない縁があるのだが、毎回送ってくるのがそのヨッ○モックの菓子なのである。
nanuさんは何年か前に「またあの人、ここのお菓子送ってくるの?いつも会社に来てるんだから残っているの分かるだろうに。今度他のものに変えてもらおう」と言っていたぐらいなのだ。
そのTUKAさんが先週、ここに来て、どうしてかお中元の話になって、「自分はヨッ○モックのお菓子だけど、いいんですかね?いつもビールと迷うんです」と自ら、飛んで火に入る夏の虫のようにその話題を降ってきたので、これは願ったり叶ったり!!と私は思い、nanuさんの顔を見ながら、「お菓子は実はけっこうあちこちからもらうんですよね~」と相づちを求めようとするや、nanuさんは「いや、食べますよ。」等と平然と答え、私が「えっ?」と言う顔をすると、「課長や秀は食べるだろ」と言い、食べてます食べてますと言うのだった。
そして今日の朝、私の足元にあったうちの1つが、そのTUKAさんから届いた菓子。
それを見て、「ほら、もう~~~」と思い、「今度は私、TUKAさんに言いますからね!他のものにしてくださいって。」とnanuさんに言うと、前フリを何も知らない課長と秀クンがギョッとしていた。
うちの会社はボーナスが無い代わりに、社長がお中元を配ってくれるのである。だいたいエライ人は机の足元に3つあり、下々の者は足元に2つある。それもビミョウにランク分けされていて、下々でもさらに下の者は(それはつまり私である)2つのうちの1つが小さい方のビールの箱で、もう1つがあまりうれしくないもの(コーヒーかお菓子)なのである。下々のクセに図々しいかもしれないが、私はコーヒーも苦手で(味ではなくおなかがおかしくなる)、お中元で届くような有名メーカーの菓子はだいたいが私には甘すぎて苦手なのである。
その某有名メーカーの菓子で、ヨッ○モックというメーカーがあるのだが(よくデパートの地下に入っている)、そこの菓子がうちの会社では不評である。あそこのお菓子を送ってくれる人が若干2名いるのだが、最初にちょっとつまんで、後はそのまま誰も食べなくなる。私に言わせれば、甘すぎる。一昔前はあれでも良かったが、今時はもっと甘さ控えめでおいしいものがいくらでもあるので、人気がないのだ。そもそも個数が多いので、ちょっと食べても減らず、いつまでたっても万年減らない。
そのお菓子を送ってくれる人の1人がTUKAさんという人である。
前にも書いたが「TUKA」と言うのは仮名である。風貌が「はねるのとびら」に出てくる塚地(コンビ名忘れた)に似ているので、私が勝手にここでそう仮名したのである。その人が、うちの会社とは切っても切れない縁があるのだが、毎回送ってくるのがそのヨッ○モックの菓子なのである。
nanuさんは何年か前に「またあの人、ここのお菓子送ってくるの?いつも会社に来てるんだから残っているの分かるだろうに。今度他のものに変えてもらおう」と言っていたぐらいなのだ。
そのTUKAさんが先週、ここに来て、どうしてかお中元の話になって、「自分はヨッ○モックのお菓子だけど、いいんですかね?いつもビールと迷うんです」と自ら、飛んで火に入る夏の虫のようにその話題を降ってきたので、これは願ったり叶ったり!!と私は思い、nanuさんの顔を見ながら、「お菓子は実はけっこうあちこちからもらうんですよね~」と相づちを求めようとするや、nanuさんは「いや、食べますよ。」等と平然と答え、私が「えっ?」と言う顔をすると、「課長や秀は食べるだろ」と言い、食べてます食べてますと言うのだった。
そして今日の朝、私の足元にあったうちの1つが、そのTUKAさんから届いた菓子。
それを見て、「ほら、もう~~~」と思い、「今度は私、TUKAさんに言いますからね!他のものにしてくださいって。」とnanuさんに言うと、前フリを何も知らない課長と秀クンがギョッとしていた。