津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

吾亦紅

2008-01-15 10:43:11 | 徒然
 去年12月の中ごろ、何の気なしにTVを見ていると、歌手の和田アキ子が土下座している。何事と思って聞き耳をたてると、紅白初出場の某歌手のことを「全然知らない」と発言した。実は其の人が、和田に楽曲を提供していたのだという。それを知っての土下座となったのだが、その時私も「すぎもとまさと」なる歌手の名前と、「吾亦紅」なる曲名を知った。今はブレィクして大変な売れ行きらしいが、小父さん歌手が頑張っているのは、なかなか善いではないか。今は亡き母親を想う切ない内容の歌で、団塊世代の人達が買っていると聞くが、歌詞に自分自身をダブらせているのだろうか。
「茶花」にも使うのではないか「われもこう」という名前は知っていたが、どのような花なのか知らなかった。阿蘇の草原にでも咲いていそうな、野の花だが、其の色合いは豊かである。母親の面影に結びつけた作詞家の感性に敬服する。

 人は夫々に母親を花になぞらえる。TVから流れる歌を聴きながら、私の母親は何の花だろうと思ったりする。季節柄ではないが「水仙」だな。・・・「水仙」では歌にはならないなー・・・。

 
コメント
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