津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

南阿蘇・一心行の大桜

2013-04-01 21:20:38 | 熊本

  今日は良い天気、南阿蘇の一心行の桜はまさに満開、大勢の観光客で大賑わいの状態です。
  実はこの写真、長男が出かけて撮影してきたものですが、あまりの綺麗さにちょっと借用して皆様にご紹介いたしました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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雑花錦語集の内容(67~71)

2013-04-01 09:50:37 | 史料

   雑花錦語集(巻六十七)

1 西丸御側衆江御遺言
2 藤崎宮服忌令
3 参宮神拝次第
4 江戸はんじ物
5 蟹江七本鑓之事
6 三河一向宗野寺一味之事
7 仙人物語
8 泉州松生村長寿之百姓之事
9 桔梗屋女房歌の事
10 熊本町人孝行御褒美之事
11 五ケ庄面々御札之事
12 相撲名寄
13 本朝画伝并狩野系
14 近江賤夫編集の書名
15 歴代帝都考
16 直省形勝郡邑考


   雑花錦語集(巻六十八)

1 瀟湘八景詩
2 瀟湘八景園詩
3 武江増上寺十景之詩
4 林信篤之詩
5 清正公挽詞序
6 南園堂八景詩
7 佐藤竹塢詩
8 友田氏回文詩

     
     雑花錦語集(巻六十九)

1 泰勝院殿御弔の御歌御会
2 風早公雄卿泰勝院殿御弔歌
3 堀内恒篤丹後守殿の歌
4 泰勝寺にて同御弔の歌
5 大江匡房の琴の歌
6 元田旦夕紅梅の歌
7 河喜多正設歌
8 柏原定直歌
9 中嶋斗也歌
10 東下野守常縁歌
11 寄持の事
12 飛鳥井雅康卿の歌三首
13 義昭公南陽寺糸桜御会之事
14 瀟湘八景和歌
15 三光院殿奥書
16 佐藤竹塢歌集上下

   雑花錦語集(巻七十)

1 玄旨公御編集書目
2 鷹丸殿御編集
3 楠書
4 清水権左衛門より之書付
5 敵打 元文5年
6 呑如上人の日
7 三輪林右衛門覚書
8 宇佐宮勅使之事
9 天福寺派の事
10 法然上人一枚起請
11 五常の歌
12 京町火事之事 延享元年九月朔日
13 女相撲落書小唄
14 金山ニ付芝居落書
15 曽我兄弟戒名
16 異国物語
17 たばこ能毒
18 五穀諸説
19 口宣之事
20 鞠之事
21 九州四姓
22 三議一統之作者
23 麟四状
24 鶴五徳
25 蝉五徳
26 五香
27 王者五紋
28 揚枝五利
29 細川六侯
30 六穀
31 大六具
32 大将六具
33 武者六具
34 号令六物
35 武林八介
36 室町十一位
37 天竺四姓
38 天竺四王
39 刀之文字尽
40 鉄砲之文字
41 居合之事
42 故実之事
43 三十一番南京船頭物語之事
44 長洲始之事
45 御定荷物費用之事
46 鷹之足札之事 寛延3年
47 三味線之事
48 寿福山常楽寺手水鉢銘之事

   雑花錦語集(巻七十一)

1 河喜多如庸歌
2 富嶋氏娘歌
3 水野宗有歌
4 養徳寺当座歌の会
5 六諭衍義の歌
6 法皇様御製
7 鷹丸光栄武者小路実陰御贈答歌
8 藪弘篤詩歌
9 西行エトの歌
10 源草元政の歌
11 古人の辞世并禅定寺詩
12 幣立八景の歌
13 堀内休彰長歌
14 吉宗公六十御賀の御製
15 阿曽大宮司真揖の歌七首
16 よみ人志らすの歌五首
17 速水昌勝歌
18 任風軒楽只歌
19 豊前国乞食の詩歌連俳
20 七難和歌
21 木村豊持の歌
22 京師当直歌
23 赤地法印歌
24 古キ人の歌四首
25 僧正遍昭の歌
26 西行江口の女贈答歌
27 井上氏通女歌
28 松平能登入道不泊詠歌八首
29 蒲生氏御辞世
30 古人たしなみの歌
31 武蔵国逃水の歌
32 連光寺右京母の歌
33 平野一村歌
34 山内敏真歌
35 山内伯處歌
36 森崎一定歌
37 本妙寺堂番善了坊歌
38 柏原定直試筆
39 霞塘歌
40 露馨歌
41 関泉右軒詩歌
42 村井能章歌
43 光月理性信女一周忌追善会の歌
44 山内氏試筆
45 加々美貞一歌
46 浅野氏竹駒の歌
47 桜門卿竹駒の歌
48 魚売狂歌
49 懐胎十月の和歌
50 摂津国三詠物の事
51 京都落書 寛文9年3月
52 ある児のもとへ詞花集を遣歌
53 よみ人志らすの歌并発句
54 鎌倉児白菊歌并弔詩
55 京茶屋女春田の歌
56 浄土の僧七夕の歌
57 朝野間能登守歌
58 井門入道宗中妻歌
59 孝霊天皇富士山御製
60 定家卿御筆の歌の事
61 女中身持八景
62 俊成卿歌と云伝の歌
63 霊元帝崩御の節の歌の事
64 中院通躬公十木の歌
65 西行の歌
66 松平越前守殿宝歌勅点の事
67 松平大和守殿御閉門之時の歌
68 紀友則の歌
69 前田玄徳歌
70 長岡佐渡守五十賀の歌
71 新座与三右衛門殿息女辞世
72 蘇候法印長歌
73 八代紀行
74 後水尾帝八十御賀
75 八王子権現の図ニ妙法院宮御賛
76 西国三十三所歌
77 富嶋氏歌

 

 

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熊本と水野勝成

2013-04-01 08:58:06 | 徒然

 去る27日の文楽鑑賞の会場で、「加藤清正妻子の研究」の著者・福田正秀氏と席が隣同志となった。勢い清正公の話になつた中で、正室清浄院の父・水野勝成の事に及んだ。天正の末期、城村城や本戸(本渡)城の攻撃や宇土城の攻防、その後加藤家の改易の際には熊本城受取の一人となるなど、熊本とは切っても切れない人物である。福田氏はこれらの戦いを通じて勝成が清正の人物を知り、清淨院との結婚を進めたのではないかと仰っている。
加藤清正の研究から、二人の結婚や勝成の熊本における多くのかかわりなどについて、研究を進めていただきたいと思っている。

そんな中で、「水野勝成覚書」の存在に話が及んだ。私も書写文書のコピーを持っているのだが、まだ読んでいない。
これは読まずばなるまいと思って取り出したら、上中下巻の内の上巻が欠落していた。
早稲田大学のデジタルライブラリーでこれを見ることができるので、コピーを取るまではここを利用して読むこととした。
               http://archive.wul.waseda.ac.jp/kosho/i04/i04_00775/i04_00775_0175/i04_00775_0175.pdf

城村城の攻防についても若干の史料を持っているので、併せて読んでみようと取り出してみた。
地元熊本でのこれらの歴史についてはあまり詳しい知識を持たない。
熊本史談会において、水野勝成の行動を通しての熊本の歴史について、お話しいただけないかとちゃっかりお願いをした。 

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香春づくし

2013-04-01 06:56:37 | 書籍・読書

 最近オークションで二冊の本を手に入れた。細川氏豊前時代の領地である香春の「香春町歴史探訪」という本と、熊本出身の谷川健一氏の「四天王寺の鷹」である。この二冊の本に思いがけない共通点があり、余りの偶然に驚いてしまった。

前者は香春町教育委員会が平成四年(1992)に発行したもので、郷土史誌かわら第三十七集とある。有り難いことにこの本は、過去の三十五集までで取り上げられたという、香春の歴史をまとめたものであった。細川家に関わる歴史関係書からはうかがい知れぬものが網羅されている。

一方後者は、「四天王寺の堂塔は、合戦で敗死した物部守屋の怨魂が悪禽となって来襲し、そのために多大な損傷を受けるという被害に悩まされた。そこで聖徳太子は白い鷹になって、悪鳥を追払う事になったという話である」という、四天王寺に伝わる奇怪な伝承の紹介から始まっている。第Ⅰ章においては、「豊前の鷹」となる。彦山に祀る三つの鷹栖山の話へと繋がっていくのだが、「彦山の鷹」から「香春の鷹」へと続いていく。
氏はあとがきで、「金属民俗学の主題を追及した」としているが、香春や採銅所と云ったところに注目して多くのページを割いている。
秦氏が香春周辺の鉱物資源に目をつけ此処に住み着いたという。諸資料を紹介しながら「香春は秦王国の中心」だとされる。香春を「かわら」と読ませるのは、「むかし新羅の国の神、自ら度(渡)り来りて、此河原に住みき、便即、名づけて鹿春の神と曰ふ」によるとする。日本地名研究所所長の肩書を持たれる氏の言は説得力がある。

2006年初版の本だが、谷川氏のこの御説は当然のことながら「香春町歴史探訪」には反映されていないようだ。

不思議な出会いである二冊の本を交互に読みながら、時間のたつのを忘れてしまった。
細川時代の香春を知りたいと思ったのだが、記紀の時代に遡る壮大な話に踏み込んでしまった。 

 

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