10:00~12:00 史談会の四月例会に出席、実は今回から事務局を御預かりすることになった。今までは講師の先生を御招きして、お聞きすることに専念してきたが、今回からは会員の皆様の研究課題その他もろもろの事柄の発表を主として運営し、年に一回程度の特別講師の招聘や、各地の歴史などを見学するような小旅行の実施などを運営の方針とすることにした。自らの仕事として受け継いでみると、前任の中村勝氏(肥後金春流中村家当主)の御苦労の程が痛いほど感じられた。
そして新年度第一回として責任上、「綱利公に対する松井興長公諫言の書」をテーマとしてお話申し上げた。原文及び読み下し文、出典を明らかにした資料などを御渡しして1時間20分ほど説明した。
次回はビッグなテーマである。新しく会員として御迎えした大矢野氏にお頼みし、大矢野家から明治23年に宮内庁に献上され御物となった「蒙古襲来絵詞」についてお話を伺うことと成った。そして「蒙古襲来絵詞」の無彩色の巻物があるとの由にて、これもお持ちいただくことになったし、天草五人衆いらいの各種古文書を拝見することと成った。いささか強引なお頼みに快諾をいただき感謝を申し上げたい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%99%E5%8F%A4%E8%A5%B2%E6%9D%A5%E7%B5%B5%E8%A9%9E
http://record.museum.kyushu-u.ac.jp/mouko/index.html
http://www.city.kamiamakusa.kumamoto.jp/q/aview/328/1208.html
史料つくりなどでいささか疲れも覚えた数日であったが、まずはささやかな歩みの一歩が踏み出せたことに感謝。
今後は当サイトを通じて、積極的に資料の公開などを行っていこうと考えている。