津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

細川父子の往復書状に見るボディランゲージの表現効用

2013-04-06 22:02:42 | 論考

    熊本電波工業高等専門学校 研究紀要 第 35号(2008) 草野美智子氏   細川父子の往復書状に見るボディランゲージの表現効用

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浅田次郎「一路」

2013-04-06 21:48:01 | 書籍・読書
    一路(上)
    浅田次郎
  中央公論新社

 

 小野寺一路、十九歳。父の不虜の死を受け、御供頭を継いだ若者は、家伝の「行軍録」を唯一の手がかりに、江戸への参勤行列を差配する。いざ、江戸見参の道中へ―。 

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俳句で綴る 変哲半生記

2013-04-06 19:12:04 | 書籍・読書
   俳句で綴る 変哲半生記
 
      岩波書店

目次

第1章 俳句を知り初めしころ;第2章 句友がいれば、苦吟もまたたのし;第3章 駄句への愛着、迷句へのこだわり;第4章 句縁で結ばれ、豊かな後半生

出版社内容情報

「私にとって俳句は遊び.だから真底楽しい」と語る著者.東京やなぎ句会発足の折に,初めて俳句と出会い,はや四十年余.東京やなぎ句会のほか,さまざまな句会にも参加し,詠んだ俳句はなんと四千にものぼる.本書ではその全てを,俳句にまつわるエッセイと共に収録する.俳句と句会・句友への愛と感謝に満ちた,変哲句集の決定版.

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雑花錦語集の内容(99~103)

2013-04-06 09:30:13 | 史料

     雑花錦語集(巻九十九)

1 東海道旅篭献立之事
2 木曽路旅篭献立之事
3 大日本五嶽之図
4 松平越前守様御能番付
5 女達磨の賛
6 中川宅三味線番付
7 碁打の花見
8 妙園寺紀行
9 吾妻森紀行
10 吉原絹売
11 吉原高札
12 論語町
13 噴嚏ノ時呪
14 真間紀行
    雑花錦語集(巻百)
1 雑記三十七ヶ条
2 三角浦名所之由来
3 かせいたの方
4 三角より沼山津村江之紀行
5 長夜の夢
    雑花錦語集(巻百一)
1 泰勝院様御弔ニ桑州建立和歌
2 ある人の岡場所によする和歌
3 樋口元賀狂歌
4 瀬川菊之充狂歌
5 品川の狂歌
6 萩野八重桐落書歌
7 森田座の狂歌
8 市村座の狂歌
9 三芝居三名
10 金子如是
11 萩野八重桐落書の詩
12 軍用の歌
13 持萩中納言配所の和歌
14 是福の和歌
15 是福に返しの歌
16 神谷兼テイの歌
17 吉田氏の歌
18 兼テイの歌
19 矢部の兵助大小の歌
20 市村座中村座狂歌二首
21 兼テイの歌
22 朝鮮人につけて狂歌二首
23 よみ人不知狂歌二首
24 兼テイの歌
25 熊谷吟之の発句
26 とろゝ汁の歌
27 長波吊の発句
28 蛍鳴発句
29 よみ人不知祝の歌
30 猫恋の歌
31 近吉相の山の歌
32 蚊遣の歌
33 玄旨公御和歌
34 紹巴歌
35 庚辰大小の歌
36 元賀狂歌
37 玉山狂歌
38 時国の狂歌
39 梅淳狂歌
40 露笹歌
41 祖閣尼歌
42 時国の七草の狂歌
43 河喜多正設老母寿之歌
44 森本一端の歌
45 五月雨の御製
46 一休いろは歌
47 成嶋道筑達磨の賛
48 樋関月梅枝の歌
49 不知読人角力の歌
50 軒下の卒塔婆の歌
51 湖長五月雨の発句
52 旨原納涼発句
53 湖長時鳥発句
     雑花錦語集(巻百二)
1 玄旨公御狂歌
2 三斉公御詠
3 養生歌尽
4 松下苔也寿歌
5 酒井忠知卿上京の節御歌
6 河喜多正設詠草
     雑花錦語集(巻百三)
1 樋口関月むだ書
2 樋口関月桜馬場の老女に送る文
3 岩戸開帳并スモウの落書
4 角力亀川落書
5 秀吉公の御父母の事
6 雑司谷紀行
7 唐韻ニ而詩談様
8 天文図解
9 世上によする小唄
10 出羽国之化物
11 初市賦
12 酒笑談
13 赤膚山十八景
14 田舎掃溜之序
15 異魚之事
16 日奈久に取たる魚之事
17 朝鮮人芸馬騎形 宝暦14年
18 江戸道中より取来候品々名目
19 龍虎会談
20 魚つくし先陳問答
21 青物つくし先陳問答
22 泰勝寺道具飾献立
23 主水殿献立
24 江戸両国追入之獣
25 朝鮮人持参之謎文字
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清正の鞍

2013-04-06 09:11:56 | 徒然

 昭和56年11月初版の「一句八景--俳句と私」に、劇作家宇野信夫の一文がある。歌舞伎役者や落語家との交流の中での、俳句を通じての話題が取り上げられている。初代中村吉右衛門の話が最初に出てくるが、その当時は「団菊祭」で吉右衛門は清正の役を務めていたという。
楽屋の事と思われるが、「床には靫彦えがく兜の軸、わき床には、ひいきから贈られたという清正の鞍がおいてあった」という。豪勢なことではある。
そんな中、句会が催され、吉右衛門は

                      楽近き団菊祭りや菖蒲風呂
                      楽屋にも菖蒲とどいていたりけり

市川三升が
                      清正の乗りし鞍とや春惜しむ               とあって、これが一番売れた(?)とある。 

この市川三升と云う人物は、五代目三升で、九代目市川團十郎の婿養子のことであろう。

安田靫彦は吉右衛門と同年で大変親しかったらしく、又靫彦の兄も歌舞伎役者で吉右衛門の門下なのだそうだ。
その故をもって特別に描かれた「兜」の絵なのであろう。

なかなかお目にかかることはないのだろうが、「清正の鞍」も拝見したいものである。
また靫彦が「王昭君」を描いているというのも、奇遇なことではある。 

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