津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

花押づくし

2015-10-29 12:27:21 | 花押

 この元々の文書は寛永十五年正月十五日付けの、松平伊豆守・戸田左門連名の「條々」と称する天草島原の乱の陣中掟である。
この「條々」がその日の内に有吉頼母により、主だった人たちへ回覧がなされた。確認をした人たちは花押を記して次の人へと回した。
花押自体は小さいためよくわからない部分もあるが、誠に貴重な資料である。

                 氏家志摩守殿
                 庄村隼人佐殿
                 南条左衛門殿
                 米田与七郎殿
                 新美八左衛門殿
                 藪 圖書殿
                 井関久馬助殿
                 谷 助右エ門殿
                 西沢文右衛門殿
                 山路太郎兵衛殿
                 山川惣右衛門殿
                 佐分利少左衛門殿
                 伊丹角助殿(黒田蔵人)
                 松野縫殿助殿
                 吉弘四郎太夫殿
                 槇島掃部殿
                 伊藤少三郎殿

 

 
                  

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■コーヒーとエッセイ

2015-10-29 10:40:42 | 徒然

 オークションで見つけたこの本をなんとか落札したいと頑張ってゲットした。
昭和59年9月に発刊されたこの本は、全日本コーヒー協会に応募されたエッセイ一万件の中から選ばれた五十のエッセイ集である。
30年ほど前の各々の方々の思い出が凝縮されている。みんな良い話ばかりである。

 芥川賞を受賞したピース又吉氏がTVなどでさかんに取りげられた頃、ボトルコーヒー〈ブレンディー〉が、又吉氏の「深い珈琲エツセイ」全9作品をパッケージで紹介するという面白い企画で登場させた。

  1. 君と同じ味にはならない
  2. 懐かしいコーヒーカップで出された
  3. 飲み終えたら帰らなければならない
  4. 珈琲をお代わりする時、物語は佳境にあ入る
  5. 行けなくなった喫茶店
  6. 珈琲だけが側にいた夕暮れ
  7. 夏の蝶とアイスコーヒー
  8. これを飲んだら泣こう
  9. すべての風景に珈琲はいたい

熊本あたりに住んでいると、物が手に入らないからエッセイも読めない。WEBで紹介されているいくつかを呼んだ。うまいもんだと正直思う。
一日に七・八杯は飲んでいるコーヒー好きの私だが、今日も二杯目のコーヒーを横において、エッセイの二つ三つものにしようと思うが才能がないからどうしようもない。

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