津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■一日一書

2015-10-09 07:07:06 | 書籍・読書
  一日一書
 
   二玄社


毎日のように人様が書いた古い文書をながめていると、少なからず書に興味がわいてくる。
先の史談会で書家の柏原卿雲先生のお話をお聞きしてその感を強くしている。
この本はまさに365回、一日一書、著名な方の書から文字を切り抜くような形で解説紹介している。

出版社のコメントに次のようにある。
決して飽きることがない日替わりの「書」とコラム 2002年5月発行当初から話題になり、6月16日朝日新聞書評欄で取り上げられ、注文が殺到の本書。京都新聞朝刊一面で2001年1月1日から始まった連載の365日分を1冊にまとめたものです。毎日1文字の「書」とコラムが一日を新鮮に彩ります。歴史・文化・芸術・政治から、時事、歳時、生活まで話題はとどまることをしりません。書と縁のなかった人の心もとらえる、人生ちょっと得した気になる書の日めくりカレンダーです。】 


この本を求めたとき「読書カード」や「売上げカード」が挟まれていたが、そのページ(p200)が偶然にもガラシャ夫人の書で有ったのも嬉しかった。
いわゆる女房奉書式の文字で書かれたものの中から「何事も」という文字を紹介しているが・・・文章の前後から類推しなければとても読めそうにない。

この本は人気らしく「一日一書2」「一日一書3」が出ていることを知った。これは買わずば成るまいと思っている。 

コメント
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