先に新しい「くまもと・文学歴史館」の館長に服部英雄九州大学教授が就任されることを書いた。
それを読んだ悪友が電話をしてきて、熊本県立劇場の館長に姜尚中氏が就任された事は知ってるかとのたまう。
知っていると答えると、この「姜尚中と読む 夏目漱石」を読めと進める。本を紹介するとは珍しいことだが、素直に承る事にした。
今年に入ってから「吾輩は猫である」を精読しようと頑張っているが、中ほどで頓挫している。
少々、小休止して 姜先生のご高説に触れたいと思っているが、中高校生を対象にしたジュニア新書ではないか。
少し馬鹿にされたようにも思えるが、悪友も読んだというのだから良しとしようと、変に納得した。
姜尚中と読む 夏目漱石 (岩波ジュニア新書) | |
岩波書店 |
内容(「BOOK」データベースより)
『こころ』『吾輩は猫である』『三四郎』『それから』『門』…広く知られた漱石の小説ですが、じっくりと読んでみたことはありますか?鋭い社会へのまなざしや深い人間洞察には、読み返すたびに新しい発見があります。漱石作品を心の糧にしてきた著者と一緒に、100年以上読み継がれる奥深い魅力を味わってみませんか。