津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■「時雨かわら版」から「助さん」三題 その1

2016-02-24 14:22:18 | 熊本

 かって熊本の寿司屋「時雨」の社長・佐渡資生氏が主宰したミニ新聞「時雨かわら版」があった。1966年1月創刊、144号まで毎月11年間続き、一時休刊後、1985年8月復刊、1990年12月で廃刊した。氏は熊本の歴史に造詣が深く、この「時雨かわら版」は歴史愛好家の賞賛を得たものである。
司馬遼太郎を思わせる白髪の風貌がいまだ目に焼き付いている。

その「時雨かわら版」に、吉原亀久雄氏の「助さん」に関する記事が何度か掲載された。
そのうちの三件について「切り抜き」をして居り、資料をかたずける中から顔を出した。「紹介してくれよ~」と云っているような感じである。
何故切抜きをしていたかというと、助さんと我が家にはいささかの因縁があったからだ。 

水戸藩士・佐々助三郎が「大日本史」編纂の史料収集のため、主君・水戸光圀公の命を受けて熊本に入りいろいろ調査をしている。
貞享二年六月熊本入りしているが、我が家の二代目・太左衛門が案内役を仰せつかっている。
我が家の先祖附には同(貞享)二年丑六月廿八日水戸様御家来佐々助三郎、丸山雲平御国内被罷通候ニ付、御附被成薩摩境上之川迄罷越、七月十日罷帰候処、同十六日右両人日向より帰申候ニ付、又御附被成南郷岩神より筑後之内高瀬迄罷越八月十四日罷帰申候」とある。
このことが私の歴史狂いの一因になった事は間違いない。

三回にわたってご紹介するが、この記事がいつ掲載されたのかは不明である。今後調査をしてみたいと考えている。 


         

             蛇足:裏に透けて見えている女優さんは、多分「水戸黄門」にも出演されたと思われる「鮎川いづみ」さんである。

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2016-02-24 09:33:01 | オークション

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