泰平の眠りを覚ます大地震 ナマズの仕業に夜も寝られず 津々
昨日の地震は久しぶりの感じで、少々驚いて身構えてしまいました。お正月気分もすっかり抜けた気分です。
震源地あたりでも家屋の倒壊などもないようですし、人的被害もないようで大した被害も聞かれずこれは何よりでした。
それでもすぐさま避難場所などが設けられ、ここで一夜を過ごした方も居られるようです。
お正月早々、寒い中毛布一枚でお休みにもなれなかったでしょう。
これは余震ではないかと考えられる方も居られるようで、しばらくは緊張の日々が続きそうでお気の毒な事です。
６弱を記録した熊本県和水町とは、平成18年3月に旧菊水町と三加和町が合併してできた町ですが、今年の大河ドラマ「いだてん」の主人公・金栗四三の出身地でしられるところです。
ナマズが前宣伝をしたわけではないでしょうが・・・
私共は何事もありませんが、御見舞いを頂戴し恐縮致しております。有難うございました。
六九四
文化六年正月御達
一所々御出之節本御行列之節は、諸事是迄之通被仰付、略
御行列之節は以來御先拂不被仰付、御通筋へ参懸候者都
て不被遊御構候、尤士席以上は是迄之通相心得、輕輩幷
御家中家來／＼町在末々之者至迄避候ニ不及、御通筋ニ
平伏罷在不苦候、右之通被仰出候條奉得其意、組々えも
可被達候、以上
正月廿七日 奉行所
六九五
文化六年
一去寅年より三ヶ年之間、各別御儉約被仰出候節、右年限
［漏ｶ］
中御出方ニ係り候儀は疊置被仰付、御作事は溜留迄ニて
被押移旨、御達之通付ては、御家中之面々居宅も溜留ハ 読み＝おしうつ
各別、建継幷屋根變等之儀も追々伺ニ相成被受差圖事候
處、御儉約年限延被仰付候付ては、諸方難澁之稜も可有
之事ニ付、最早新規作事ハ各別、建継幷屋根替等之儀伺
ニ不及旨候間、左様御心得、以下例文
正月廿七日 御奉行中
六九六
一來ル九日職五郎殿三丁目御屋敷え御移徏之筈候、右御門 職五郎→細川齊茲二男
前御塀内は御屋敷内同前之場形ニ付、下馬可被仕候、尤
家來末々迄堅可被申付候、此段觸之面々へも可被達候、
以上
二月朔日 奉行所
六九七
一御留守中御城代長岡内膳殿被仰付段、三月六日御達之事 細川内膳→内膳家6代忠昌（忠名・愚隠）
一長岡猪八郎殿三月十八日於御裏御誕生御達之事 猪八郎→細川齊茲三男
一五月五日端午御禮、此節ニ限御省略前之通御受被遊御達
之事
一五月十一日嶋田嘉津次病気ニ付、御役御免御達之事
一太守様御發駕段々御延引相成居候處、五月十五日小倉路 太守様→細川齊茲 翌七年隠居
御發駕、同廿五日室津御着船、御物頭列以上御家老廻り
御達有之、六月十八日御着之御到來達有之候事
六九八
一櫨方錢預覺書之儀、以前より振出ニ相成居候處、近來八
代出會所被建置候付ては、以前の覺書やはり右會所書替
ニ被極置候處、近來ニ至候てハ一統致通用辨理ニ相成候
様子相聞候處、幅廣ニて取扱ニハ不辨理之ヶ所も有之様
子ニ付、今度小幅ニ〆當時迄振出ニ相成居候を引替被仰
付、現錢引替所も松田甚十郎・眞田清蔵・弓削嘉十郎宅
被仰付段、七月十一日達之事
文化六年十二月廿七日 御奉行中
六九九
一御知行取拝領屋敷之儀、是迄は替相等之節其身代究り之
坪數より百坪以上ニ越候ても直ニ被下直、或ハ被添置候
も有之候處、近年一統屋敷御手少付ては、今度評議之筋
有之、向後改革被仰付旨ニ付左之通
一以來替合拝領等之節、御知行當前より百坪以上ニ越候坪
數は、都て割方被仰付置筈候
一今迄被下置候屋敷百坪以上之過坪有之分は、此節屋敷方
御役人等被指出、際目を入境之印を付置、追て御用次第
被召上筈候、尤御用無之内は先是迄之通ニて被閣候、右
之通可及達旨候條、左様御心得、以下例文
正月廿八日 御屋敷方御奉行中
七〇〇
文化六年二月
一於薄場河原近日藪内蔵允・沼田勘解由組中追々ニ御人數
道押等之試被仰付筈候、右は仰山ニ無之様ニとの儀ニて
見物躰之儀は一切難成旨候間、左様御心得、以下例文
三月朔日 御奉行中
