月はあまねく満天下を照らしていますが、コロナ禍の中ではそうもいかないのでしょうか。
二枚のマスクよりも手厚い保護をお願いしたいものです。
この時間になると赤味はすっかり消えて、いつものお月さまと一緒の輝きです。
月はあまねく満天下を照らしていますが、コロナ禍の中ではそうもいかないのでしょうか。
二枚のマスクよりも手厚い保護をお願いしたいものです。
この時間になると赤味はすっかり消えて、いつものお月さまと一緒の輝きです。
我が家の先祖付けの最末尾の頁である。明治二年八月穿鑿役本役となったが、同三年七月改革により当役を免ぜられて御中小姓となった。「数年出精相勤」たというので金子千五百疋を下しおかれている。
「疋」とは贈り物や謝礼等に使われる単位である。銭10文にあたるとされる。
1,500疋とは「×10」で15,000文にあたる。1両=4,000文とされるから、1,500疋(15,000文)は3.75両ということになる。
よく言われる1両=10万円で換算すると375,000円となる。「疋」という貨幣はないから、切手を与えられて惣銀所で換金して頂戴するのだろうと思われる。
この金額が高いのか安いのかは比較する史料がなく、何とも申し上げようがない。
この匹(疋)は以下に示すように金にも用いられている。
さて進物や褒美などに使われる単位がいろいろ見受けられる。
(名目) (実質金額)
・金百匹 金一両
・金五十匹 金ニ朱
・金二十五匹 金一朱
・銀一箱 銀10貫
・銀一枚 銀43匁
・銀一両 銀4.3匁
・銀一匁 銀500目
・白銀 銀を長径10センチの平たい長円形にして紙で包んだもの、刻印なし(銀一枚に同じ)
「緊急事態宣言」が発令され、熊本の感染者も21名に達した。
いつも散歩で自衛隊の周りを歩いているが、その健軍駐屯地の自衛官がウイルス感染21人目らしい。
今日の散歩は何となくいつもコースをはずれて、別のルートをとってしまった。
近くの公園に大きなプレハブの建物が建っている。別に建築をしている様子もない。外に案内看板が有ったので詳しく眺めてみると、ここから地下数キロにわたり、下水道の掘削をするシールドを入れる場所であることが判った。
警備員の方としばらく話をする。
一回りすると、いつもは賑やかな声がする一画に全く人が見えない。
そろそろ散り始めた桜だが、ほかの木々の新緑と相まって奇麗な景色なのにである。
テニスコートにも楽しむ人の姿は見えない。こちらは管理者が施設の出入りを止めてしまってのことだろう。
一番隅の児童公園には、小さな子供の手を引いたお母さんたちの姿があるが、何時ものように集まって話を交わすこともなく、それぞれがバラバラである。何とも淋しい風景だが、春の自然の織り成す景色には癒される。
5月の連休明けまでに、終息に向かう状況は生まれるのだろうか。
あと数日で熊本地震から4年を迎えるが、いつもの平穏な日常が如何にありがたいものあるかを実感する。
(TVのニュースが22人目の感染者が出たことを報じている)
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| 五日 矢野少右衛門
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忠利出船 |一、今日辰刻ニ被成 御出船候事、
三斎へ鹿子ノ黒焼 |一、三斎様へ被進候鹿子ノ黒焼、則我等共ゟ書状調、中津へ致進上候事、
進上 |
| (元明)
中瀬左太郎ヲ客人 |一、中瀬左太郎殿御客人家ニ置可申旨、被為 仰置ニ付、則住江甚兵衛ニ申渡、御移候、則自身賄ノ
家ニ置ク | 儀、金子・中神両人へ申渡候、諸道具以下も、右ニ渡り申分不足ニ候ハヽ、甚兵衛手前ゟ調可被相
| 渡由申候、万事てつかへ不申様ニと、右三人江申渡候事、 〃
|一、御船ニ 召候と雨ふり出申候事、
籠ノ錠 |一、籠ノかき、皆川治ア丞方へ、田中兵庫奥へ持て被参、被相渡候事、
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|一、西小倉肴町之後御門ノかき大小弐つ、
門ノ鍵大小 | (手拭)
|一、手ぬくひ町うしろの御門かき大小弐つ、
| 箱ニ入たるを
| 右合うけ取、かミノ入たる長持二入置候也
| 〃 坂井勘兵衛
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| (猟)
門ノ鍵 |一、東りやう人町海手御門、堀口五介預ノかき、むすこニ持せ、壱つ上ヶ候事、
| (直政)
松平直政音信三斎 |一、坂井七郎右衛門ニ、松平出羽様ゟ 三斎様へ御音信ノ鱒五つ、被進之御飛脚被下候、 三斎様へ
宛 | ノ御書箱、幷ニ私共へ之 御書致頂戴候、以上
松平直政飛脚ノ応 |一、松平出羽様ゟ 三斎様へ、御飛脚弐人被進候ニ付、私共へ 御書被成成下候、御使ニハ坂井七郎右
接 | 衛門被下候、則御請仕候、中津へ御飛脚御為案内者、歩御小性両人可付遣旨也、其上被進候ものを
| も、此方ゟノ御飛脚持せ可申旨也、又出羽様ゟノ御飛脚弐人共ニ、次馬ニ往来共ニのせ、ひるノ
| 賄等迄可申付旨、 御書ニ被 仰下候事、
| 御小人左衛門・仁介
島津家ヨリノ返書 |一、さつまへ被遣御飛脚〇弐人御返書持帰候、則門司へ、右ノ弐人ニ持せ上ヶ申候、犬ノ儀ニ付、御
犬ニツキ口上 | 口上在之由申候ニ付、遣候事、但、さつまニて銀子一人ニ壱枚宛被下由、申候事、
| (沼田延之)
|一、勘解由殿ゟ御状被下候、御膳を御上候処ニ、一段御機嫌能被成御座由、被仰越候事、則御返事申
| 候事、
|六日
松平直政飛脚中津 |一、松平出羽様ノ御飛脚中津へ参候ニ、つけ遣候歩之御小姓後藤権右衛門・𠮷岡瀬兵衛、此両人相そ
へ行ク | へ遣候也、右ノ御飛脚持来候御音信物持せ申ためニ、御小人壱人相そへ遣候也、
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