先程取り上げた「虎杖(いたどり)」は「スカンポ」と呼ばれるが、こちらは道端などでよくみられる「スイカンポ」である。
本名は「紫かたばみ」である。かたばみよりずっと葉が大きく、花が紫がかっている。
酢漿草(かたばみ)
私は幼いころ同年代の男子が近所におらず、七つ年上の姉の後ろについて回っていた。
遊ぶおもちゃもない時代だから、勢い遊びは自然相手である。スイカンポの葉の茎の一部を切り取って、相手に絡ませ、ちぎり落した方が勝ちという、単純な遊びがあった。
ググっていたら次のような写真が紹介されていた。
サイト「山と風のひみつきち」から引用