(寛永四年ニ月)九日
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| 九日 奥村少兵衛
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的場平三郎借米ノ |一、的場平三郎手前去々年御借米方御算用之儀、今迄不相済儀、中/\さたの限之仕合候間、急度可
算用 | 相究候、左候ハヽ、和田伝兵衛ニ田中意得を相そへ、御算用可相究由候事、
借米方算用期日 |一、当年は御借米方御算用、二月晦日切ニ諸取立被相究、三月朔日ゟ中算用可相究ニさため、ふれ状
| 遣候事、
| (元高)
氏家元高兎狸猟ノ |一、氏家源六殿ゟ、小倉近所ノ山ニてうさき・たぬきを取申度候可有之、如何哉と御尋候、別ニ被
可否ヲ伺ウ | 仰出も無之候間、苦成間敷由申候、併一往御家老衆へ御尋申候而、替儀候ハヽ、従是可申入
| 由、返事申候事、
|一、出川作庵、中津親所へ見廻ニ参度由、被申候、御家老衆へ被相尋可然由、申渡候事、
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|一、田中勘丞被申候ハ、猪兵衛事、上方へ被遣候ニ付、国東ゟ出船仕候、左候ヘハ、跡の仕置■ノ様
| 子をも承置、見立旁々罷越度候、爰元御用之儀は、相使ニ具ニ申置候由、被申候間、被参、早々
| 仕廻可被罷戻通、申渡候事、付替奉行付替ノ物 |一、付替書一人不足候間、何れ成共被仰付候様ニと、椋梨半兵衛被申候ニ付、有田次兵衛と相談可有
書ヲ求ム | 通、申候事、
大橋ノ鎖上ゲヲ台 |一、前廉大橋ノくさり上仕候奥左衛門事、足立與兵衛手伝ニ遣候事、
所人ノ手伝トス |
| (直時)
嶋田直時ヘノ音信 |一、寺嶋主水所ゟノ書状、御船頭舟下五郎兵衛持下、但、嶋田越前様へ年内木綿嶋被進候、其御返事
| (宮ノ洲、播磨播磨郡)
物ノ返書 | 幷このわたノ入たる杉箱、荷儘差下由書状ニ在之、併宮ノすニて、 殿様懸御目、右ノ御返書・
| このわた上ヶ申由申候、又中津ノ朽木弥七郎中津へ被下走路処、舟便無之ニ付、右ノ御船ニ乗せ下
| 由申候事、