昨日はこの散歩道で、若いお母さんと男の子・女の子の三人連れが散歩をしている処に遭遇しました。
三人共お母さんの手作りと思われるマスクを着けて、この野草を楽しそうに摘んでいました。
あいにくカメラを持って出ておらず、今日改めての撮影となりました。ご覧のようにまったく人影がありません。
もう少し先には黄色い花を付けた野草が、広がっていて街中ならぬ風情を見せています。
右手が西部方面総監部・健軍駐屯地ですが、桜はさすがに散ってしまい、今は塀に添ってつつじが妍を競って咲いています。
子供たちを何とか外に出してやろうという、お母さんの思いが伝わってきて、涙腺が弱い爺様はもう涙・涙です。
(寛永四年ニ月)廿三・四日
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| 廿三日 山崎伝左衛門
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朝山斎助姉之下女 |一、朝山斎助あね召連被罷下下女、上方へ上せ被申候河口出切手、朝斎留守居吉村久左衛門ニ、今朝
ノ河口出切手 | 調渡候事
中津郡竹切ノ奉行 |一、中津郡御竹切ノ奉行今朝罷戻、申候ハ、御郡ニ而日雇ノ賃米を相尋申候処、二升五合・三升と申
日雇ノ賃米高価ナ | 由 (幸長)
ルヲ案ズ | 候、余高直なる儀候間、可得御意と存、罷帰候〇申候間、野田小左衛門へ申遣候ヘハ、おしなへ
荒廃シノ時分 | 壱升五合飯米を遣、御郡中へ夫をわり付可申付由、被申越候間、又此方ゟ申候ハ、今程荒廃之時
郡夫ノ割符ハ耕作 | 分ニて候ニ、御郡夫をわり付出候而、壱升五合兵粮を遣候而も、耕作つかへニ可遣成候、いかゝ
ノ支障 談合 | 可有之哉と、申候ヘハ、何も登城仕、談合可仕との返事ニ御座候事、
連歌興行振舞ニ鮒 |一、西田吉内登城候而、申候ハ、明後廿五日ニ、御連歌之時之御用ニ鮒入申候、西のため池ニてうち
ヲ要ス | 可申哉と申候、則うち候へと申付候、長池ニハ鮒大キなるふな有之哉と御尋候ヘハ、頭壱尺一ニ
長池ノ鮒ノ大サ | 〃
| 寸、ちいさき分七寸斗なるふな居申由申候、惣而、つねニ御なくさミニあミなと御うたせ被成候
| 所ヘハ、わき/\のふなを取候而、入置可申由、被仰渡候事、
| (喜左衛門) (彦進) (甚丞)
宇佐御借米ノ目録 |一、宇佐郡ゟ御借米方ノ御の目録被差上候を、金子ニ渡申候、則松本・豊岡ニ相渡由、被申候事、
| 〃〃
苅田ノ牧馬ノ産駒 |一、苅田ノ御牧ノ青ノせとう馬だまを此比うミ候へ共、昨晩死申候由、松山ノ御百性申来候、又かけ
ノ様子 | ノ御馬、昨日だまをうミ申由候、但、毛ハ青ノ由、申候事、
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| 廿三日 山崎伝左衛門
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朝山斎助姉之下女 |一、朝山斎助あね召連被罷下下女、上方へ上せ被申候河口出切手、朝斎留守居吉村久左衛門ニ、今朝
ノ河口出切手 | 調渡候事
中津郡竹切ノ奉行 |一、中津郡御竹切ノ奉行今朝罷戻、申候ハ、御郡ニ而日雇ノ賃米を相尋申候処、二升五合・三升と申
日雇ノ賃米高価ナ | 由 (幸長)
ルヲ案ズ | 候、余高直なる儀候間、可得御意と存、罷帰候〇申候間、野田小左衛門へ申遣候ヘハ、おしなへ
荒廃シノ時分 | 壱升五合飯米を遣、御郡中へ夫をわり付可申付由、被申越候間、又此方ゟ申候ハ、今程荒廃之時
郡夫ノ割符ハ耕作 | 分ニて候ニ、御郡夫をわり付出候而、壱升五合兵粮を遣候而も、耕作つかへニ可遣成候、いかゝ
ノ支障 談合 | 可有之哉と、申候ヘハ、何も登城仕、談合可仕との返事ニ御座候事、
連歌興行振舞ニ鮒 |一、西田吉内登城候而、申候ハ、明後廿五日ニ、御連歌之時之御用ニ鮒入申候、西のため池ニてうち
ヲ要ス | 可申哉と申候、則うち候へと申付候、長池ニハ鮒大キなるふな有之哉と御尋候ヘハ、頭壱尺一ニ
長池ノ鮒ノ大サ | 〃
| 寸、ちいさき分七寸斗なるふな居申由申候、惣而、つねニ御なくさミニあミなと御うたせ被成候
| 所ヘハ、わき/\のふなを取候而、入置可申由、被仰渡候事、
| (喜左衛門) (彦進) (甚丞)
宇佐御借米ノ目録 |一、宇佐郡ゟ御借米方ノ御の目録被差上候を、金子ニ渡申候、則松本・豊岡ニ相渡由、被申候事、
| 〃〃
苅田ノ牧馬ノ産駒 |一、苅田ノ御牧ノ青ノせとう馬だまを此比うミ候へ共、昨晩死申候由、松山ノ御百性申来候、又かけ
ノ様子 | ノ御馬、昨日だまをうミ申由候、但、毛ハ青ノ由、申候事、
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| 廿四日 奥村少兵衛
| 者
蔵子ノ町人ヘノ貸 |一、𠮷岡少右衛門尉余剰被仕、被申候ハ、御蔵子之内ゟ、町人銀子を借用申、其銀子之内、少宛返弁
銀ノ詮索 | 〃
闕所改ノ奉行 | 仕候、慥成証拠人なと御座候、其証拠人ニ書物可仕由、可申付候、只今闕所改御奉行ニ被仰付候
| 御鉄炮小頭衆稠敷被申付候間、其段被仰付可被下由被申候間、得其意申候、慥成上人なと候ハヽ、
| 書物可被仰付由、申渡候事、
唐ノ屏風作製ヲ町 |一、国遠道倫・河田八右衛門登城被仕候、道倫被申候ハ、唐ノ御屏風町大工ニ請ニ申付候ヘハ、五石
大工ニ請負ハシム | ニ而仕可上由申候間、此中八右衛門被申付候三双分之御屏風も、五石か六石ニ直段御おし可有
| 由、道倫被申候、八右衛門其分ニ可申付由、被申候事、
種子米借用願 |一、福山仁介登城被仕、被申候ハ、主知行種子米無之ニ付、あれ可申候間、種子米可被借下由、被申
本種子 増種子 | 候、本種子之外ニ、日損之所ニハ増種子被成御借候間、貴殿知行所へも渡可申通、申渡候事、
|一、田中理左衛門儀、伊藤武左衛門相使ニ今日付申候事、
| (南条元信室、細川興秋女)
鍋知行米津出ナラ |一、御鍋様御知行、主御物成納り御座候へとも、御知行山奥故、津出不罷成候、只今御台所きれ申ニ
ズ台所欠乏ス | 付、当座かりニ御米弐拾石御借用有度由候ニ付、則かし進之候、追付、遠藤吉右衛門手前も御算
当座ノ借米ヲ求ム | 用可申付之由、申渡候事、
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