津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■「強力わかもと」を買わねば・・

2020-10-12 15:40:30 | 徒然

                    

 今日の昼のTV「徹子の部屋」には、女優・名取裕子嬢(63)が出演されていた。相変わらずお美しい。
200匹のメダカを自宅のベランダで飼育し、その餌としてトイレではゾウリムシを培養していると仰る。
大女優のことだから、さぞ立派なアクアリュームかと思えば、発泡スチロールの箱に黒いビニール袋をかぶせたものがいくつも並んでいた。

又トイレの便器の廻りには、培養したペットボトルが10本ほど置かれていて、これらを公開されるというのがすごい。
徹子御婆さんも驚きのご様子だったが、なんだかそんな大らかなお人柄に好感が持てる。

 私は以前ミジンコをメダカの餌にしたいと思い、大いなる興味を以てジャズサックス奏者の坂田明氏の著「私説ミジンコ大全」なる本を購入した。
坂田氏は広島大学の水畜産学部水産学科卒業で、「ミジンコ研究者」として名を知られている。
モニター付きの大きな顕微鏡を買い込み、ミジンコのお産を観察するという徹底ぶりである。
私は、小さな水盤に「沢潟(おもだか)」を植えているが、荒木田土を購入して植えたから、水を張ったらミジンコらしきものがうようよ発生した。
荒木田土に巣くっていたのだ。
私もなんとか坂田先生のお導きで増殖させてミジンコをメダカの餌にしたいと思ったが、そう簡単にはいかない。

 今日の裕子嬢はゾウリムシを培養し、これをミジンコの餌にされているという。そんな話は大変参考になった。
今度は少々勉強して本格的にやってみようかと考えている。
WEBでは、元東邦大学理学部 生物学科の先生が、「ゾウリムシの簡易な培養法」というサイトを公開しておられる。
これならなんとかやれそうな気がする。問題はまずはゾウリムシを採取することと、「強力わかもと」という薬を準備しなければならない。
この薬は胃腸薬だと思うが、培養にこの薬を使うという発想がすごい。「日本イグノーベル賞」を差し上げてもいいような奇策に思える。
動画もあってまさにその効果のほども実証された。まずは10錠もあればいいのだが「108錠(9錠パック×12)500円」とある。
ドラッグストアで購入するときには、絶対ゾウリムシ培養の為に購入するのだということを明言しようと思う。

そして培養に使った後の残りは、時折痛むわが「胃」の薬として使うことになる。

メダカを飼うために裕子嬢をはじめ、皆さんおおいなる努力をされていることを実感した。
愛犬が死んでから、生き物を飼うことは「絶対いや」という奥方も、私のこの道楽には文句も言わない。
また世話を手伝おうという気も一切なく、わがビオトープを覗くこともしない。無視されている。
お互い干渉しないのが夫婦円満の秘訣である。

メダカ・・なんとも可愛いんですよ・・・200匹はいらないけど。

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■細川小倉藩(374)寛永六年・日帳(閏二月七日~八日)

2020-10-12 06:37:32 | 細川小倉藩

                      日帳(寛永六年閏二月)七日 ~八日                

         |       
         |     七日  石本三助
         |

大風       |一、今日ハ殊外大風吹申候、雨も少つゝふり申候事、
         |一、長岡式部少輔殿ゟ、山瀬勘兵衛を以被仰越候ハ、昨今之間は以外之大風大雨可為御迷惑と存候、
松井興長珍書ノ礼 |  左様ニ候ヘハ、従 殿様珎敷御書物拝領仕候而、うちおかす拝見仕様ニ御座候、左様ニ候ヘハ、
状   連状ニテ |  此御礼申上度候、態以飛脚申上候ヘハ、あまり事/\敷儀共にて候間、便次第連状にて御礼可申
上ゲントス    |  上との儀被仰越候事、
         |                            御馬廻衆六番・嶋又左衛門組 百五十石 明治に至り二百石
木村九郎兵衛遺児 |一、服部九郎左衛門尉・吉田縫殿助登城被仕候而被申候ハ、木村九郎兵衛子供冣前四人御座候由、申
ハ五人親類一人モ |  上候へ共、五人御座候、女房衆ノ親類も、九郎兵衛親類とても一人もム御座候間、何とそ被仰
ナシ       |  上、妻子かつへ不申様ニ、奉頼由被申候事、

         |       
         |     八日  安東九兵衛
         |

医師竹田了由当番 |一、竹田了由、先日御番之儀ニ付而御切紙ニ預候、就夫、昨日ゟ御番仕、今朝御男明候而、罷帰由に
明ク       |  て、登城被申候事、
         |                              理り申
加来二郎兵衛家大 |一、加来二郎兵衛家大破ニ及、迷惑仕候間、二三日繕仕度之由にて〇今日より登城不仕候事、
破修繕ノタメ欠勤 |
鯨ノ代銀一九一匁 |一、鯨之代銀百九十壱匁八リン中津ゟ参候事、安東九兵衛ニ持せ、平井五郎兵衛ニ渡申候事、
余    規矩郡 |                                   (黒印、印文未詳)
奉行請取切手   |               右之銀慥ニ請取申候、■■平井五郎兵衛(花押〇)
浦奉行加判    |一、右中津へ、鯨之代銀請取切手ハ、くしらつきゟ銀子請取切手させ、平井五郎兵衛・高原茂兵衛加
         |  判ニて、中津ゟ、くしらかいニ被遣候衆二被遣申由、被申候事、
高瀬ノ渡舟ノ修繕 |一、河田八右衛門・矢野勘右衛門ゟ、使ニて被申越候ハ、高瀬の渡舟繕ニ遣申候者共罷戻り申候、御
片棚ハ新規ニス  |  舟片たなハ新敷仕候、片なたなハ前廉の役ニ立申候、重りハ右之古重りニて能候て調申由、被申
古錘       |  越候事、
         |  (京都郡)(規矩郡)
牧山ノ山焼ヲ切紙 |一、矢山・寒田両所の御牧山焼せ可被申通、きりかミにて、余田三右衛門へ申遣、奉行ニハ小頭ヲ可
ニテ命ズ     |  被申付由、申遣事、
故平野万五郎妻娘 |一、平野治ア左衛門登城にて被申候ハ、平野万五郎むすめ、今迄ハ母ニ付置候処ニ、万五郎女房縁
ノ身ノ振方    |  ニ付申由候間、万五郎むすめ人手ニ置申候儀も如何ニ御座候、御ふち方も被下候儀ニ候間、私
         |  手前へ請取、ゆく/\ハゑんニも付申度度御座候間、私方へ渡候様ニ被仰付可被下由被申候間、
         |                   〃
         |                                    (昭知)
         |  此方ゟ申候ハ、右之万五郎女房ハいつかたへゑんニ付被申哉と申候ヘハ、三淵内匠殿衆之由被申
         |  候、則左様ニ候ハヽ、先内匠殿へ被申候而、其上にて此方へ被申可然由申候事、
内藤宗印ト小田豊 |一、内藤宗印登城にて被申候ハ、私儀小田豊斎家ヲかし可申候間、居申候へと披申ニ付、今迄居住申
斎家来トノ出入  |  候処ニ、うらのさゑん畠を、豊斎内ノ少右衛門と我等とニ、豊斎ゟわけ候てくれ被申候ヲ、我等
裏ノ薬種畠ニテ争 |  御城ニ御番仕候留守之間ニ、百性ヲ召寄、我等さゑん畠之内ヲうたせ申候処ニ、御城ゟめし給ニ
ウ        |                                (る脱ヵ)
         |  参候て見付、さたのきり、我等女子共ノ居申所まて参候を、何ものなそと申、たゝき申候、少右
         |  衛門申候ハ、我等うたせ申候ニ、か様ニ被成筈にて無之候、公事ニ可仕由申候、如何様ニも仕候
         |  へと申候間、定而申上候事も可有御座候間、其御心得候て被下候へと披申候事、
忠利誂ノ唐冠出来 |一、今度被仰付候唐冠出来仕候由にて、其御奉行横田権佐与の矢野伝丞幷御冠仕候者両人持参仕候、
ス        |  便次第江戸へ可差上旨ニ而候間、御上せ被成候様ニと申候、此方返事ニ、とてもの儀ニ候間、此
ソノ家作製ヲ檜物 |  上家桧物やニ被申付候而、上せ候迄ニ仕候而、被置候様ニと申渡候、冠其間は弥々かはし申候
屋ニ命ズ     |  様、ふろニ入置可申由、かむり仕候者申ニ付、其通申付候事、
唐団扇ノ柄ノ修繕 |一、唐団柄をれ申候所、繕出来仕候由にて、かわや二郎右衛門尉持参候事、
完了       |

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