津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■侍帳改定と冨尾園墓地

2020-10-19 17:48:18 | 侍帳

 史談会の資料作成などで数日「侍帳改定」の作業がストップしていた。
昨日の日曜日は完全休養、今日は図書館に出かけようと思ったが、左ひざ痛がひどくて断念。

 墓地情報を侍帳に反映させようと思っているが、これはなかなか難儀、いろいろ資料を読みながら各お宅の侍帳に書き込む。
I 家の墓地が富尾園墓地崇城大学グランドの真裏)であったという情報を書き込んでいないことに気づき、確認のため資料の山をかき分ける。
間違いなかった。高田Drの遺品「北部地区文化財調査報告書」をようやく見つけて確認すると「大里・林・余田・清成・樹下・八並・田尻・上田・稲津・橋爪・富田・崎村・平野・西村・蒲田」の諸家が集中している。
大分以前当地を訪ねたことが有るが、こんなにたくさんのお宅の墓地は発見できなかった。場所が広範に広がっているのか。
これらのお墓が現在も存在しているかどうかを確認したいが、バスの便もあるのでいつか出かけようかとも思う。
まずは、侍帳に仮に書き込みをした。2年で済ませたいと考えたが、現況むりだな~と思いつつある。
いつものいい加減さで、機嫌を2022年いっぱいに延長しようと思う。

言い訳「かかりっきりだと他に何も出来ない」

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■細川小倉藩(380)寛永六年・日帳(閏二月十七日)

2020-10-19 06:45:47 | 細川小倉藩

                      日帳(寛永六年閏二月)十七日                

         |       
         |     十七日  石本三助
         |

上方ヘノ音信   |一、大坂へ上り申御小早、御船頭ハ田中作兵衛ニ、 三斎様ゟ 烏丸様へ被進 御文箱壱つ、幷貴田
三斎ヨリ烏丸万等 |  (政時)
ヘノ状      |  権内所ゟ 三斎様御蔵奉行小野吉右衛門・吉田忠左衛門へ遣被申状、我等共ゟ、右両人衆ヘノ
         |  状、両がい、寺嶋主水へ遣申状、相渡申候事、
         |
         |一、大学殿ゟ、御使ニて被仰越候ハ、江戸へ上ヶ可申と申文箱、御使相のび申候ハヽ、右之文箱此方
         |  へ返し可申由、被仰越候ニ付、御使ニ相渡申候事、
町人闕所物ノ取立 |一、金子喜左衛門被申候ハ、東魚町吉右衛門御闕所物取立申付候内、銀米之間ニ、米ハ月ニ壱わり付
米銀ノ利分    |  と有之候も御座候、銀子ニ付ニ五分つゝノ利分と有之と御座候間、右之利分のことく申付、取立
         |                            (作法)
御作法ノ如ク   |  可申哉と披申候、返事ニ、年々ノ利分付申候事ニ候間、御さ方のことくニ被申付可然由申候事、
湯治願      |一、市丸作内登城にて被申候は、北村次右衛門煩ニ付、湯治之儀御年寄衆へ相尋申候ヘハ、御国内に
国内ハ請人ナシ  |  ての湯治にて候ヘハ、請人なしニくるしかるましく候由被仰候、他国ヘノの湯治にて候ハヽ、請人
他国ヘハ請人ヲ要 |  入可申との被仰様にて候ヘハ、びやうノ湯へ参候儀ニて候間、請人なしニ参候へと、可申候由被申
ス  びやうノ湯 |  候、返事ニ、御年寄衆右之被仰分ニて候ヘハ、無申事候間、早々湯治被仕候様ニ可被申由、申渡
         |  候事、
千手新左衛門鶴ノ |一、千手新左衛門尉、今迄靏を心懸申候へ共、ふあしく候て、打不申候ニ付、 御印を金子ニ渡、上
札ヲ返上ス    |  候事、
         |        御伽衆 百五十石 (於豊前小倉御侍帳)
松野道遊下着ス  |一、松野道遊唯今罷下候由にて、登城被仕候、 御意被成候は、近々御暇之沙汰候へとも、此比又左
忠利小倉城作事ノ |  様之沙汰も無之候、多分暮ニ御暇出可申かと 思召候、御意之旨、道遊被申候、又爰元御作事之
様子ヲ便宜毎ニ報 |  様子、便宜ことに何ほと出来仕候由、言上可仕之旨被申候事、
告スルヲ命ズ   |
         |一、式ア殿へ被成遣候 御書壱通、則道遊持参被申候事、
忠利書状家老等五 |一、式ア殿・頼母殿・監物殿・修理・兵庫殿、五人ニ宛被下候 御書壱通、則同人渡、式ア殿へ持参
人宛       |  被申候事、            〃
         |                   (立成)
         |一、御船頭南喜右衛門大坂ゟ披罷下候、道家左近右衛門のせ上り候由、被申候事、
         |一、跡部太左衛門・山岡吉左衛門・御大工喜助・九左衛門、江戸ゟ今日被罷下候事、
         |                                    (林隠岐)
         |一、高見猪介ゟ、御用之由候て、書状林隠岐所へ祐念ニ持せ、又おく納戸衆より、おき所へ之状も祐
         |  念ニ持せ遣事、
         |一、式ア殿・頼母殿・監物殿・修理・兵庫、五人ニ当被下候 御書は、太左衛門・吉左衛門ニ渡、式
         |  ア殿へ持せ進之事、
大坂へ上着ノ米大 |一、大坂ゟ下ル御米・大豆・小豆上着分のもくろく壱つ、京都御借銀ノもくろく壱つ、以上弐つ、粟
豆小豆ノ目録   |  野伝助ニ相渡候事、
大坂ノ米大豆小豆 |一、大坂御米・大豆・小豆ノ双場付、右両人ニ渡候事、
ノ相場付     |
         |                          (長泰)
京都借銀ノ目録  |一、飯田才兵衛・永良長兵衛ゟ、奉書被差越候、様子ハ平野遠江殿金銀御預分御返弁被成候、然所ニ
平野長泰ヨリノ預 |                    候処ニ、   候ハ
金銀ヲ返弁ス   |  不被成御預銀子三十貫目御返弁可被成由権平殿被仰御請覚も無之銀ニ候間、御うけ取有間敷由被
長勝銀子三十貫目 |                         〃〃
ハ覚モナキ故請取 |  仰通、具成書状在之候事、
ラズ       |

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