津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■秘剣揚羽蝶

2022-09-08 09:40:42 | 先祖附

               秘剣揚羽蝶 源氏九郎颯爽記  

 押し入れの奥から、柴田錬三郎の「秘剣揚羽蝶-源氏九郎颯爽記」がでてきた。
60年以上前だと思うが、中村錦之助が主役で映画化されたが、いかにも東映の時代劇といった映画が全盛の頃のものである。
着流しの着物に「揚羽蝶」の紋があった。きれいなデザインだと思った処を見るとこの映画を見たのだろう。                                  
    細川家家臣諸家の家紋を眺めていると、この紋を使って居られる家がいくつかある事に気付く。
本来は平家の家紋だとか言うが、この小説の主人公「源氏九郎」の如く、清和源氏・宇田源氏の諸士もつかっているというから、その出自に共通するものは見つからないのかもしれない。

        安富氏
        土山氏   土山城跡 御城印
        谷 氏   武家家伝_谷氏
        續 氏           續 繁弥殿  
        村井氏

 

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■又ぞろ(候)

2022-09-08 08:10:47 | 徒然

 日本語には不思議な言葉がある。「又ぞろ」などもその一つだと思うが意味を調べたこともないが「又ぞろぞろ→次々に」くらいの意味ではないかと思ってきた。
オリンピック委員会の某理事の収賄事件はまさにそんな感じで、ここにきて次々と露見してきた。
統一教会に関連した国会議員もぞろぞろである。

 改めて「又ぞろ」をひも解いてみると、「又候」、類似する状態が既にあるのに、他の同様の状態が新たに存在することを、一種のあきれた気持・滑稽感を含めて表わす語。とあって私の解釈はせいかいであった。
     又ぞろ 遊びの虫が騒ぎだす という狂句があるが、こんな具合もこの暑さやコロナ禍だと、世の遊び好きの御仁も、早々こういう訳にはいくまい。
     うつうつと 又ぞろの機を伺えり 津々
と言った感じだろうか。いずれにしても良い意味では使われないようだ。
11号台風が過ぎ去ったと思って安心していたら、又ぞろ12・13号の発生が懸念されている。

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