【真筆】細川綱利書状 1通 肥後国 熊本藩 大名 光雲寺宛 肉筆 書簡
まずは書状宛名の光雲寺とはどちらの御寺だろうか。臨済宗大本山南禅寺の境外塔頭とされる、「霊芝山光雲寺」のことだと察せられる。
文中に「女院御所」とあるが、上記光雲院は後水尾帝皇后の東福門院(徳川和子)の墓所がある御寺として知られている。
その光雲寺と綱利の間にどのようなかかわりがあるのか、今日は一日謎解きに読み下しにチャレンジしてみたい。
多くの方が応札しておられまだまだ安値のようだが、あと数日を遺しているからこれは落札迄さらに高値に動きそうな気配である。
謎の多い文書だからの事でもあろうか・・・。