津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■未解決事項

2024-12-28 08:43:22 | ご挨拶

 高祖父の岳父たる上田久兵衛は、娘婿たる我がひい爺様を「藤聟」と呼んでその日記などに記している。
「藤聟」をどう読んだのだろうかという疑問がいまだに解決できないでいるが、NHKの大河ドラマ「光る君へ」で、紫式部が「藤(とう)式部」と呼ばれて云う事から「とうのむこ」と呼んでいたのではないかと思い始めた。
日頃の会話では名前を呼んでいたろうから、これは日記のみに現れる「愛称」みたいなものだと思われるが、考えてみるとなかなか洒落た高祖父さまだと思ってしまう。
久兵衛の名も慶応・明治期に成ると「休兵衛」としたが、「官名」たる「兵衛」の使用が制限されると「休(やすむ)」と改名した。
「やすみ」かもしれないが?

「藤聟」たるひい爺様は又太郎(諱・安正)という名だが、その父親たる高祖父も名乗りは又太郎で諱は「安玄」である。「玄」の字は「くろ・しず・しずか・つね・とお・とら・のり・はじめ・はる・はるか・ひろ・ひかる・ふか・ふかし」などと読むらしいが、恥ずかしながら私は高祖父爺様の諱をどう読むのか知らないでいる。

 私は「又太郎じいじいさま」で通してきたから、今ではどうでもいいと思っているが、「藤聟」も「安玄」の読みも未解決事項のままで今年も年越しである。

コメント
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