NHKニュースから
毎年恒例の京都清水寺での今年の漢字は「金」となった。
オリンピックの「金メダル」なのか、物価高の中生活に苦しむ庶民の声「お金」なのか?両方が引っかけられているのだろう。
TVでこれが読めないと賑わっていたから、私も遅ればせながらその「書」を拝見したが、なるほど古文書などに触れられない方には判読は難しいのかもしれないと感じたところである。
偶然ヤフオクを見ていたら、赤穂浪士・岡野金左衛門の書簡が出品されていた。
その金右衛門の署名の「金」の文字は と書かれている。
御家流によるものはどうなのか、私も良くわからないでいるが、この文字はそれぞれの人々の「癖」が良くあらわれて悩ませる文字であることに変りはないが、大方は文脈で読み下しができている。