日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2011年5月1日 【旅行】バルカン特急!?(3)

2011-05-15 22:01:06 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今日のため、サラエヴォの市街は昨日のうちにざっくり見て回った。そして今日はと言えば、近郊にある世界遺産の町・モスタルへ行くことにした(昨日決めた…)。

 モスタルへは列車が1日2本、バスはもう少し本数がある。ならば本数の少ない方を優先、7:05発の列車でモスタルへ…向かおうとするが一向に列車が来ない。日曜のせいかずいぶん乗客が多くホームがゴチャゴチャしてる。1時間以上遅れて出た列車は、時刻表ではサラエボ始発だったが実態はザグレブからの夜行列車(運転していたのか畜生!)がそのまま。天気はあいにくの雨。

 遅れはともかく、雨はいただけない。傘は持っているが歩き回る気が失せる。と思っていたら途中の駅で全員降ろされ、駅前に待機したバスで代行輸送!何だ何だ!?途中を線路と並行して走る道路から、保線車両が走っているのが見えた。駅前にバスが待機していたところをみると計画的なものなのか。でもそれらしき掲示もアナウンスもなかったような…

 11時過ぎ、雨の酷くなったモスタルに到着。小さな町なので通りをぶらつき、世界遺産の中心地「スタリ・モスト(古い橋)」まで。ここも内戦の地であり、町内には被弾・崩壊した建物が残る。そして有名なその橋は実は内戦の砲撃で破壊され、2004年に復元完成したものである。この国のどこを見まわしても、内戦と無関係な場所はないのか。

 雨のなか少々時間を持て余しつつも町内散策を終え、バスでサラエヴォに戻る。雨なのでホテル隣のショッピングセンターのフードコートで夕食…と思ったらメーデーのためか休み(泣)。結局、15分以上歩いて繁華街の方へ行き、何とか粗食にありついた。
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【映画】ソーシャル・ネットワーク

2011-05-15 06:14:05 | 本・映画・展覧会
 "Facebook"は登録していないが名前だけは知っている。が、それで何が出来て何がウレシイか、正直わかっていない。結果、不利益を蒙るかもしれない(一種のデジタルディバイドと言うかリテラシー負け組みと言うか)が、まだネットの世界に本名は晒したくないと言うのが正直な気持ち。一方で匿名の"GREE"と"mixi"には登録し、特に"mixi"は少しアクティブに活用していると思う。

 まぁ使い方やメリットはさておくとして、その"Facebook"がどのようにして出来たか、実話ベースの映画ができたと聞いて興味は持っていたのだが、ようやく観ることができた。現実の主人公(創業者)は試写会で「自分はここまでイヤなヤツじゃない」とか言ったそうだが(笑)、もちろんそうであろう(と思いたい)。映画は登場人物を印象付けるためエキセントリックな人物設定をするものだ。

 スピーディーな話は面白い。幸い「業界」に居るので、劇中の会話の専門用語も問題なく理解できる(できなくても映画は楽しめる)。どこまで現実的か分からないが、アメリカの起業や乗っ取り、それ以前に学生の暮らしなどさもありなんと思わせる。そうしたバックボーンを理解するのにも良い「教材」ではないかな?

 早い話が"Facebook"の原型は、自分のヲタぶりが原因で彼女に振られた情報システムヲタクが、私憤を晴らすべくプログラミング&ハッキング(個人情報入手)したものって理解で宜しいんですね?ザッカーバーグ(創業者)さん?(笑)。でもそれがビジネスになっちゃう辺りがさすがアメリカだなって気がするんだなぁ。

 ただ、創業者本人は元々ゼニカネじゃなく自分のヲタ能力を全開にして「面白い」システム(サービス)を創りたかっただけ、そこに「燃える商魂」を持った同じく若手が合流し、次第に本筋が変わっていった…ように見える。それは本当か?彼らが目指したものは一様か?違うと思う。そこら辺の書き分け、個々人の微妙な心理描写が抜けているのはアメリカ映画らしい大雑把さと言いくるめてしまうと怒られるかな?

 最初に書いた通り"Facebook"には登録していない。今のサービスはこの映画に書かれた創業当初(って僅か数年前のことだ)とは大幅に異なっているだろうが、何だかさらに登録する意欲を失っちゃったなぁ…理解はしても共感はできない、そんな感想を持った。

 2011年4月29日 JL407(東京→フランクフルト)機中にて
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