「なごり雪」に続く大林宣彦監督の「大分三部作」の第二作。ちなみに第三作は未だ作られていない。
都会でバリバリ働くエリート商社マン(筧利夫)が、ふとしたきっかけから学生時代の彼女の娘と知合い、奇妙な関係を続ける。そうした中で彼は、嘱望されていた将来を捨て、新たな道を歩む決心をする。。。
前作同様、少数のベテランを除いては素人が多く青臭く芝居がかった作品に仕上げてある。前作では主人公たちの高校時代が描かれたが、本作は大学。少し大人びてはいるが、でもまだまだ子供だよなぁ(ってオヤジな自分がイヤ!)。
映画のラストでは伊勢正三本人が主題曲を歌っているのだが、病気で声が出なくなってからの収録なので痛々しい。曲によってはかすれた今の声も味があって良いと思えるのだが、「22才の別れ」ばかりはオリジナルの方が良いかなぁ。ちょっと久々に弾いてみよう…あぁ、ナッシュビルチューニングの弦が欲しい!
もう10年近く間が空いてしまったが、もし第三作が作られ過去二作と同様に伊勢正三の曲がテーマになるとすれば何だろう?「君と歩いた青春」か「あの唄はもう唄わないのですか」か。ちょっと明るめに「ささやかなこの人生」あたりにするか。でももう作られないような気がする。
2014年9月4日 東海道線車中にて
都会でバリバリ働くエリート商社マン(筧利夫)が、ふとしたきっかけから学生時代の彼女の娘と知合い、奇妙な関係を続ける。そうした中で彼は、嘱望されていた将来を捨て、新たな道を歩む決心をする。。。
前作同様、少数のベテランを除いては素人が多く青臭く芝居がかった作品に仕上げてある。前作では主人公たちの高校時代が描かれたが、本作は大学。少し大人びてはいるが、でもまだまだ子供だよなぁ(ってオヤジな自分がイヤ!)。
映画のラストでは伊勢正三本人が主題曲を歌っているのだが、病気で声が出なくなってからの収録なので痛々しい。曲によってはかすれた今の声も味があって良いと思えるのだが、「22才の別れ」ばかりはオリジナルの方が良いかなぁ。ちょっと久々に弾いてみよう…あぁ、ナッシュビルチューニングの弦が欲しい!
もう10年近く間が空いてしまったが、もし第三作が作られ過去二作と同様に伊勢正三の曲がテーマになるとすれば何だろう?「君と歩いた青春」か「あの唄はもう唄わないのですか」か。ちょっと明るめに「ささやかなこの人生」あたりにするか。でももう作られないような気がする。
2014年9月4日 東海道線車中にて