日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2016年8月26日 【食べ物】大岡山・ひるがお

2016-09-12 23:00:17 | 食べ物・飲み物
 ライヴのため大岡山駅に降り立った(なんて大げさな書き方…)。東工大があるので有名なんだけど、このエリアには全く縁がないため降り立ったのも人生でせいぜい数回じゃないかな?当然行った事あるラーメン屋も存在しないわけで、例によってライヴ前の腹ごしらえ。

 今回は入念に事前リサーチをした。大岡山は学生の多い町、ラーメン屋も多い。若者向けのガッツリ系は遠慮しておこう。あまり駅から離れると時間的に厳しい。今日が定休日の店もあるな。結局、著名店にした。醤油味の有名な「せたが谷」系チェーン店だがここは塩メイン。なかなか美味しい塩ラーメンにありつけるものではない。特に鶏白湯でないものは。行列も珍しくないようだが幸い空いていた。

 ん、旨い。ちょっと脂を感じさせるスープだが、出汁の成分の何かが突出して舌に残ったり香ったりすることなく渾然一体のうまみ、そこに柔らかな塩味が重なる。人気なのも頷ける。強いて言えば脂はもう少し少なくても良い。逆にさっぱりスープが普通な塩ラーメンにあってこの脂分が特徴を際立たせているのかもしれない。麺はかなり細め、やはり「塩」には細麺だな。

 大満足してライヴ会場に向った。
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【本】下川祐治著 「ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行」(中経の文庫)

2016-09-12 20:31:40 | 本・映画・展覧会
 「世界最悪の鉄道旅行 ユーラシア横断2万キロ」に続き下川氏の鉄道旅行記を読んだ。今回はシンガポールからムルマンスク(ロシア)まで、厳密ではないが東西でなく南北の大陸縦断コースだ。厳密には鉄道で続けられない区間もあるが堅いことは言うまい。

 始発のシンガポールが旧シンガポール駅でなくウッドランド駅なのはお気の毒。自分も今年見に行ったから良く判る。そこからマレー半島を北上しタイ~ベトナム~中国と繋いでゆく。自分もシンガポールからユーラシア大陸の果てまでの鉄道旅行をやってきたが、下川氏の採ったコースは大きく異なる。彼はバンコクからミャンマーを回って中国に至りモンゴルを経てシベリア鉄道ルート、途中けっこう自動車区間が入ってしまう。しかしミャンマーの「ダニ列車」お気の毒…自分も「マンダレー急行」に乗ったが全く悩まされることなくラッキーだった。ただし揺れは本書同様に凄まじかった!

 ルートの情報はけっこう調べている節が伺える。ただし旅行者の多いルートを採ってるとは限らず、そうした区間で大抵なにかしらトラブルが起きているのが何とも言えない。とは言え官憲に連行されるとか食中毒でのたうち回るとか言う類のトラブルではないので少しは安心して読める。もうそういうトラブルを武勇伝として書く/読む歳ではない。もう少しお金を使ったらと思わないことはないけれど。

 本企画は下川氏の他の旅行記よりいささか格調高く「茶の路」を辿ることがサブテーマとなっており、その道の専門家(茶商)も同道しての道中であり、巻末には彼の書いた茶の路の興亡史が書かれていてちょっとした歴史書の趣、たいへん興味深かった。

 2016年7月29日 通勤電車にて読了



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(Live) シダー・ウェル・マウンテン

2016-09-12 06:24:18 | 音楽、ギター、カラオケ
(写真右から)杉本篤彦(Gt)、井上尚彦(dr)、山村ルータン隆一(b)

 イイなと思ったミュージシャンが増えてくると、「ご新規」を増やすのが大変になってくる。インストバンド系で良いのは、固定メンバーでの活動に限らずさまざまなメンバーでのセッションが行われること。気に入ったミュージシャンが参加する別のユニットを聴きにゆき、そこで新たなミュージシャンを気に入るチャンスができる。一人でも知っているメンバーが居れば大きく「外す」リスクも減る。

 そんなノリで今日は新しいユニットを…って大ウソ!ギターの杉本さん、ドラムの井上さん(いのやん)は「Ino-Shu」でさんざん聴いた組合せ。ベースの山村さんだけがお初。そしてユニット名はお三方の苗字の頭文字の直訳ですね(笑)。「限りなくSweetで、限りなくHotな大人のソウルジャズ・ユニット」とされるトリオでの演奏、MCと共に曲の紹介もあったのでメモし易く、最後に杉本さんからセットリストを頂いたのでバッチリ!カッコ内はオリジナルもしくは代表的なプレイヤー。

(1st stage)
・It's a shame (The Spinners)
・Feel like makin' love (Roberta Flack)
・Killer Joe (Benny Golson)
・September (EW&F)
・And here you are (The Stuff)
・Watching the river flow (Bob Dylan)

(2nd stage)
・Mo' better blues (Gang Starr?)
・What's going on (Marvin Gaye)
・Isn't she lovely? (Stevie Wonder)
・The masquerade (Carpenters)
・If you don't know me by now (Harold Melvin & the Blue Notes)
・Sunny (Bobby Hebb)

・All the things you are

 やはり最初に書くべきは「お初」だった山村さんのベースだな。ウッドベース聴いたのは久しぶりだったがシブい…いかにも年季の入った楽器ないつ頃の?とインターバルで伺ったら「1833年です」あー80年以上前の…「いや、180年」うえぇっ!マジですか…当日はマイクがクリップオンされ目立たない程度に増幅されていた。意識を集中すると目立たないようなベース音も聴き取れるようになり、スローなだけでなく強烈に速いフレーズも、限界に挑むような高音も味わうことができた。ウッドベースは本当に全身格闘技だね。永年弾いていると背骨が歪んでしまわないかな?

 今日みたいなソウルジャズ展開に杉本さんのギターはぴったりハマる。貴重な?トレモロシーンも見られた♪以前のCDを復刻版で出されていたので終演後に買って盤面サインいただいた♪

 そして「いのやん」井上さんのドラムは激しさは抑え気味、だけどバスドラムはツインペダルで速いところは相当に速い。スネアのみ持ち込みのカノウプス「ASH」で、タムは1つ。ブラシを使うことも多く、その緩急強弱の差はIno-Shuの時よりもいわしの時よりも大きかっただけに多彩な表情を見る(聴く)ことができた。次回は10/4のいわしでまたお会いできますね!

 新生トリオの記念すべきファースト・ライブを堪能できて楽しかった。こういうの聴くと痛めたままの右腕が恨めしい。

 2016年9月8日 横浜・Hey-Joeにて
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