日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】下川裕治著 「シニアひとり旅-バックパッカーのすすめ アジア編-(平凡社新書)

2021-06-04 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 シニアバックパッカーの第一人者と言って良いであろう著者の、シニアに向けた放浪旅の本。

 良い点は、何が何でも安さ追求ではない点。歳を取れば若い人とは生活リズムが違うし、疲れ方も違う。ゆっくり身体を休めるため、ゲストハウスのドミトリー(相部屋)ではなく安ホテルでも個室が良いこともある。節約を目的としていない点に、大きく共感する。もちろんそれは、旅の資金が少しはある前提なのだが。

 観光名所めぐりではない、のんびり町歩きをしてはと言う提言も良い。そう思っていても情報収集や、いざ行った時の言葉の問題や、治安や衛生に対する不安から、なかなか踏み切れないことも多いと思うが。滞在する町を変えることは難しくても、滞在中に足を向ける場所を変える事なら直ぐにできそうだ。

 さて、いつになったらこのような旅ができるようになるんだろう。

 2021年5月9日 ライブ帰りの電車にて読了
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(Live) 渡辺ファイアー&進藤陽悟

2021-06-04 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
渡辺ファイアー(sax)、進藤陽悟(p)

 緊急事態宣言対象エリア拡大、蔓延防止対策指定都市拡大とライブ環境には厳しい状況が続く中、頑張って営業している店もあるわけで、気になるプログラムがあれば是非とも行こうと思ったりする。きょうはほぼ満席、と言っても定員を普段より1/3~1/4くらいに減らしているんじゃないかな?今日のDUO、ファイアーさんは久しぶり、進藤さんは先月の「いわし」から1か月ぶり。

 オリジナルあり、カヴァーあり。休憩なしのワンセット2時間弱突っ走り。ファイアーさんはサックス三本(ソプラノ、アルト、バリトン)を使い分け。「本業」のアルトよりソプラノ使用が多かった。プレイもお名前の通り火の出るような激しいプレイは中盤に持ってきて、導入と終盤はバラードが多め。久しぶりゆえにプレイスタイルの変化を感じた。新たな領域に踏み出しているって感じですね。進藤さんのピアノも当然ながら呼応し、「いわし」とは違ったテイストの音を響かせて。きっちりシンクロしたユニゾン、ソロプレイの応酬とメリハリ効いたステージは聴く方もエネルギー使いました。

 DUOの時にと思って買っていなかったDUOアルバム、ようやく買ってお二人に盤面サインを頂いて店を出た。

 2021年5月9日 本厚木・CABINにて
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