日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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シリーズ・川崎市の銭湯を巡る(19/35) 中原区・丸子温泉

2021-06-14 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 川崎市の銭湯訪問、19湯目。今週の探訪先は中原区の丸子温泉。外の電飾看板があまりにステキなので、今日は建物でなくそちらの写真にしちゃおう。

 ここ、珍しいことに脱衣場に入ってから風呂代を払う。まさに番台と言う感じで、一段高い所に丁寧な挨拶をするおばちゃんが鎮座してらっしゃる。入口部分は狭かったので、止むを得ずの構造なのだろうか。

 浴室に入る。正面の壁には何ヵ所か、藤の花のようなタイル。規則正しい間隔で貼られ過ぎていてイマイチ。浴槽は大きい。一つがL字型で普通のお湯、ジェットバスつき。もう一つもけっこう大きく、こちらは褐色の温泉。加温加水ではあるが、けっこう濃い色。浴槽の端に、岩のように盛られた高い所からずっとジャバジャバと流している。そして水もチョロチョロ出しっ放し。どうせ加温なのだから、もう数度下げれば燃料も水道も節約できると思うのだが、ボイラーの都合なのだろうか。ちなみにここ、一般的な重油焚きでなく廃材焚き。木で焚いたお湯は湯あたりが柔らかいって言うんだけど、自分には違いが判らない。

 温泉の浴槽の温度計は45度を指し、川崎の銭湯としては熱い方で、長湯には不向きなのが残念。半身浴でしばらく我慢し、汗が出てきたところで出た。ここはサウナや露天はない。だがこれまでに訪問した中で、最も温泉らしい湯だったんじゃないかな。

 2021年5月19日訪問
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(Live) Love Music Together(L.M.T.)

2021-06-14 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
小田俊明(vo/g)、クッキーサトナカ(vo/dr)、日吉大雄(vo/b)、(写真外)松本文子(ゲストvo)

 4月以来2か月ぶりのL.M.T.ライブ。お店も緊急事態宣言の影響で長期休業しており、ひさびさ。その反動かお客さんは多く、同窓会的雰囲気の満席。演者客席が和気あいあい、始まる前から「いやーライブってイイねぇ」。よもやま話に花は咲けど、歌を歌わにゃ始まらぬ。半ば立食パーティ会場だったのが、本来のライブバーに戻って演奏が始まった。

(1st stage)
・Hamazakibashi
・手をつないで帰ろう
・よくよく考えてみるとだいたい夏にはいい思い出がない、かもしれない
・六月の子供たち
・Ikiteku Monday Sakaba(IMS)(日吉ソロ曲)
・四谷三丁目のブルース
・「あ」で始まる言葉
(2nd stage)
・空、見上げて(松本文子)
・風になる(松本文子)
・星が瞬く夜に(松本文子)
・恋に落ちずに「恋」をする
・奇蹟
・夢
・女房のいない週末
・Island Song
・Gentle Rain
・My Sweet Lover
(Encore)
・エイサー

 2か月なんて長くないようだけど、いざ聴いてみるとひさびさ感が半端なかった。もちろん、ひさびさだからパフォーマンスがレベルダウンしてるなんてことはなし。ユニークだったのは日吉さんのソロ曲[配信元リストはこちら]、これは新境地だわー。ついでにPRしておくと、この曲を含む日吉さんのロングインタビュー番組がYoutubeにあって、[こちら]で見られますよ。L.M.T.結成秘話も聞けるので、ぜひ。
 
 小田さんのギター、今日は少し音に深みを感じるのは、エフェクターをいじったか。ピッキングのタッチに対するピックアップはスポイルされていないんだけど、その後の処理に手を加えられた印象。 日吉さんのベースは機材もセッティングも変えてないとおっしゃってたが音圧が高く、低音がズンズン来るのは超好み。それでいてスラップでのキレも良く、音が濁らず聴き取りやすい。 クッキーさんのドラムはセットが変わった(Canopus Ash)ことによる変化が歴然、全般にタイトなトーンで特にスネアはビシッという残響の少ない音色、タムもフロアタムも含め手数の多い曲でも従来以上に明瞭なサウンド。

 今日のリズム隊の特徴が最も発揮されたのが「Gentle Rain」ではなかったか。LMT歴代ライブ中ベスト3!(当社比)…そして題材的に必聴だったのが大阪池田小事件をモチーフに作られた「六月の子供たち」。つい先日、事件から20年を迎えたが、ライブでこの曲が歌われる限り、我々は事件を忘れずにいられる。

 おっと、ゲストボーカルの松本文子さんのことも。今日も綺麗に歌いこなしていましたね。「星が瞬く夜に」はサビで音がポーンと跳ね上がるので発声が難しいと思うのだけど、危なげなくクリヤ。キチンと歌え、なおかつ感情を込められるのは凄いなと思う。そして差し入れの数々、ごちそうさまでした。

 今日は客席が開演前に盛り上がり、それが(僭越ながら)メンバーのパフォーマンスに好影響を及ぼし、そのパフォーマンスで客席が更にハッピーになる好循環に至った気のする、楽しいライブだった。次もまた、こうでありますように。L.M.T.の当店での次回公演は7月9日(金)夜の予定、その時には営業的制約が解禁になっていると良いですね。写真は、客席の反応にメンバーが顔を見合わせ微笑んだシーン。

 2021年6月12日 四谷三丁目・ソケースロックにて
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