11月15日、10日目。今日はシアトルに移動し、1ヶ所だけ訪問します。慰霊は後日に。
飛行機が9時のため、6時にホテルを出ます。空港ゆきBARTの運転間隔が意外とあるのと、朝のセキュリティチェックはとても混むため、余裕を持ちました。案の定BARTは10分以上待ち、空港は混雑していましたが焦ることなく過ごせました。ラウンジは国内線向けのためかコールドプレートのみ。塩分たっぷりのサラミは身体に悪そうと思いつつ、つい手が伸びてしまいます。
AS1113便(N931AK:737Max9)は離陸してオークランド空港を通り過ぎるとあとは雲。シアトル近くまで来て降下して、ようやく景色を楽しむことができました。1時間34分で到着。
シアトルでは荷物を持ってダウンタウンへ移動することを避け、ターミナルから歩いて行けるモーテルを予約しました。駐車場ビルを抜け、市内へ向かうメトロの駅を抜けた先、周辺に店はないけれど、足場としては良さそう。部屋に入るには追加料金が必要なため、荷物だけ預けて市内へ。メトロで30分足らず。昔は1時間くらいかけて、延々とバスで行ったものです。
観光名所の集中するダウンタウンは後日に回し、今日はもう少し離れた?産業歴史博物館(MOHAI)を訪ねます。メトロをWestlakeで降り、トラム(ストリートカー)に乗り換え、ユニオン湖畔に建つ博物館へ。湖とは言うけれどここ、海と繋がってるんだよなあ。更に内陸にある大きなワシントン湖から海へ流れ出る川の一部が入り江状になっており、そこを湖と呼んでいるようです。海に繋がっているためボートも多く、ちょっと高級感ある湖畔です(写真上)。
博物館は、元々は海軍予備兵器庫だった建物を改装したそうで、湖畔に建つのも道理。展示室はめちゃくちゃ多いわけではありませんが、シアトルの建設から発展、大火などの歴史と、各時代の産物などを知ることができます。特筆ものは、ホール中央にぶら下げられた飛行機、シアトルを本拠地とする航空産業メーカー、ボーイング社の1919年製水上艇「B-1」です(写真下)。間近で仔細を見られなかったのが残念ですが、この写真を見なかったらここには来なかったかもしれません。
最後に屋外に並べられた各種の船を一瞥、そろそろ陽が傾き風がとても冷たく、ホテルに戻ることにしました。実はユニオン湖から中心街までさほどの距離はないため、有名なスペースニードルを目指して歩き、そこから古豪モノレールに乗ってWestlake Canterまでゆき、メトロで空港駅まで。ホテルに着いた時は殆ど真っ暗でした。歩いて10分弱のところにファミレスのデニーズと売店を備えたガソリンスタンドがあり、てくてく歩いてゆきました。
Rodeway Inn 泊